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映像が予想外に素敵だった。
以前当サイトに掲載した記事「なんという発想!オランダに「仕事をする道路」が登場」でも予告されていたが、オランダに”仕事をする道路”第2弾として光る自転車道路がオープンした。
これらは、デザイナーであるDaan Roosegaardeと建築会社であるHeijmans社のプロジェクトだ。昼間エネルギーをためておいて、夜になるとラインが光ったり、凍結への注意をうながしたりという仕事を道路にやらせようというコンセプトで、先にラインが光る道路が実現している。
今回オープンしたのは、オランダのアイントホーフェンにある自転車専用道路だ。路面には無数の”光る石”が埋め込まれている。それらは昼間のあいだにエネルギーをためて、夜になるとまるで空の星のように輝く。これは、ファン・ゴッホの作品「星月夜」にインスパイアされたものだ。
ゴッホの史跡をめぐる道路
この自転車道路はゴッホの故郷ブラバントにあるゴッホに関連した旧跡をつなぐ道路で、その名も Van Gogh cycle pathという。
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今回オープンした”光る道路”はその一部にあたる。最新の技術革新と文化遺産のコラボとして計画されたものだ。なお自転車道路というものも現代のオランダを象徴する存在として認識されているようだ。
![Bicycle_Path02](http://nge.jp/wp-content/uploads/2014/11/Bicycle_Path02-690x460.jpeg)
場所は畑のなかの田舎道で街灯などもないようだ。そのおかげか、光る自転車道は非常に幻想的だ。
夜間の道路の安全を図るのであれば別の方法もあるだろうし、特別これがエコに貢献するということもなさそうだが、こういうテクノロジーの使いかたがあってもいいと思わせる。
ゴッホの史跡を巡り、こんな道を通って宿に帰るなんていう旅行も素敵ではないか。
*出典:STUDIO ROOSEGAARDE -VAN GOCH BICYCLE PATH-
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