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反転授業で集中力アップ! 未来の教室ではコレが主流になる?

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2014年11月26日 10:51  スタディサプリ進路

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スタディサプリ進路

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「授業」といえば、先生が話す内容を聞き、黒板に書いたことをノートに書き写す時間…と思う人が大半だよね。

ところが、長年続いたこのやり方が「反転授業」という形式によって変わるかもしれない。

「反転」とはひっくり返すということ。

自宅のパソコンやスマホなどで授業の講義動画を「事前に」見ておいて、教室ではディスカッションや課題発表などの動画の内容を踏まえた「演習」を行うのが「反転授業」だ。

「教科書の〇ページを読んでおいて」「予習プリントをやっておいて」というような「予習」と違い、「予習=講義動画を見ておく」というところに、「反転授業」の新しさがある。

今までの「授業」がそっくりそのまま「宿題」になり、その代わり、授業の場を、「発表する」「みんなで考える」「話し合う」「教え合う」という能動的な時間に変えられるところが魅力だ。

2014年10月、都内にある専門学校日本ホテルスクールで、「反転授業」が行われた。これは同校ではもちろん、日本の専門学校では初めてのことだという。

今回の授業のゴールは、ホテル実習の経験をもとに、来年度の実習生に伝えたい内容をプレゼンテーションすること。そのために、授業は次の4つのステップで行われた。

予習1)授業外で動画を視聴(演習の目的・ルール、資料の作り方を学ぶ)

授業1)発表内容を考え、プレゼン用の投影資料をつくる

予習2)授業外で動画を視聴(プレゼンの基本、見本映像の視聴、次回の授業の流れを学ぶ)

授業2)1人60秒の発表、クラスメートの発表を評価


最終日には、この授業を履修している43人が1人につき1分の持ち時間で、資料を使いながら発表した。




初めての「反転授業」をやってみた感想を、学生たちに聞いてみた。

「予習動画を自分の都合のいい時間に見られるのがいい」

「動画は10分ほどで、わかりやすい内容だったので、すんなり見られた」

という肯定的な反応があった一方で

「動画の内容を、なぜ授業で説明しないのかがよくわからない」

「短い時間だけど、自分の時間が削られるのはイヤ」という声もあった。

この授業を担当する中島宣由紀先生はこう語る。

「反転授業では、事前に学生たちが私の講義動画を見終わったところから教室での60分がスタートします。これは新鮮でしたね。1回目、2回目ともに授業が始まるとき、学生たちがパッと集中したんです。動画を見ていて、授業でやる内容をわかっていたので『よし、やるぞ』という気持ちになったんだと思います。これからも反転授業を続け、このやり方でどれだけ授業を充実させられるかを考えたいですね」

とのことだった。




確かに「反転授業」は、自宅学習や自主的な勉強が多くなって大変かもしれない。

でもそのおかげで授業が「先生が主役」の時間から「生徒や学生が主役」の時間に変わる。

おしゃべり、居眠り、スマホいじりなんかしている暇はない!

「自分が主役の授業」と聞けば、「おもしろそう」と思えないかな?

「反転授業」は始まったばかり。

でもそう遠くない将来、いろいろな学校で当たり前にこのような形態の授業が行われるようになるかもしれない。

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