イマドキな結婚式のスピーチ&余興って?

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2014年12月02日 10:32  セキララ★ゼクシィ

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セキララ★ゼクシィ

緊張のスピーチ…
披露宴や結婚パーティでの演出でよくあるスピーチや余興。ステキな内容だと新郎新婦はもちろん、出席したゲストにとってもよい思い出になるもの!20〜30代女性を対象にしたアンケートでも62%の人が「出席した結婚式で心に残った余興やスピーチがある」と回答するなど、やはり内容次第で強く印象に残っている人も多いようです。 そんな大事な役割を担っているスピーチ&余興ですが、最近はどんなものが人気なのでしょう。その最新事情をウエディングプランナーの岡村奈奈さんに伺いました。 「スピーチの内容自体に流行や大きな変化はありませんが、最近は『スピーチのない披露宴もあり』という考え方が定着し、より自由な披露宴のプランニングがされるようになりました。特にフリーランスとして働く人や転職が多い人など、働き方の変化によって仕事関係の人を招待しない場合も増えていますので、“主賓”がいない披露宴も珍しくありません。一方、余興では“余興のない披露宴”と“しっかり準備された余興がある披露宴”の二極化が進んでいる印象です。内容として最近特に多いのが“映像”。新郎新婦に内容が明かされていないサプライズ的な企画で、ふたりの歴史を追ったドキュメンタリー系や大勢を巻き込んだチャレンジ系、周囲の人からふたり宛てのメッセージを集めた感動系などが目立ちますね。また、以前は定番だった新郎新婦の友人がバラードを歌い上げるようなものは激減し、代わりにAKB48やEXILEといった人気グループの曲を歌ったり踊ったりする、エンターテイメント性の高いものが人気のようです」 なるほど、スピーチや余興にもさまざまな変化があるのですね。さらに岡村さんいわく、「程よく力の抜けたスピーチや余興の方が、見ている人も楽しめる」とのこと。「直前まで練習したり、席を外して準備をするようなゲストもいますが、それではお願いした新郎新婦も申し訳ないと気を使ってしまいます。出番前までは、ほかのゲストと一緒に食事やおしゃべりを楽しみ、本番では周囲を巻き込んで一緒に楽しむ方が、新郎新婦やゲストにも喜んでもらえると思います」 では、スピーチや余興を実際に頼まれた場合の上手な準備の進め方があれば、ぜひ教えてください! 「新郎新婦にどのようなスピーチや余興を望んでいるのか、はっきり確認した方がいいと思います。披露宴全体にコンセプトやイメージがあったり、スピーチや余興の順番にも新郎新婦の何かしらの意向がある場合が多いです。ただその場を盛り上げるだけでなく、例えば友人として新郎新婦の素顔を引き出すことなど、自分たちに何が求められているのかをしっかり確認して内容を検討しましょう。その上で、ほかの人と内容が同じにならないか、出席する人数や顔触れ、会場にどんな制約があるのかの確認も忘れずに行いましょう。新郎新婦にサプライズ的な内容の場合も、直接会場に問い合わせれば対応してもらえますよ」 最後にズバリ!スピーチ&余興の成功の秘訣を教えてください! 「“頑張り過ぎないこと”、そして“自分たちが楽しむこと”です」 準備を頑張り過ぎて当日グッタリしたり、ウケなかったと落ち込んで、場を楽しめなくては本末転倒!お祝いの気持ちを忘れずに、「おめでとう!」の気持ちを込めて一生懸命やれば、新郎新婦はもちろんゲストにもその気持ちは伝わるはず。もし友人からスピーチや余興を頼まれたら、お祝いの気持ちを込めつつ楽しみながら取り組んでみてくださいね。 【取材協力】 岡村奈奈さん フリーランスのウエディングプランナー。自宅などでの少人数婚から大規模なパーティまで、あらゆるウエディングプロデュース、カウンセリングに対応している。メディア出演多数。

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