メッシ、観客のペットボトル直撃でイエロー…クラブは不服申し立てへ

バルセロナは、11月30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第13節でバレンシアと対戦し1−0で勝利。同試合で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが観客から投げつけられたペットボトルを頭に受けて倒れ込んだが、この行動が時間稼ぎだとしてイエローカードを提示されていた。バルセロナは1日、この判定に対して不服申し立てをするとクラブ公式サイトで発表している。

　後半アディショナルタイムの94分に、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが決勝ゴール挙げると、この得点を祝福して選手が積み重なっているときにペットボトルが投げつけられ、メッシの頭に直撃。手当を受けたメッシは幸いなことにけがはなかったが、主審はそれを時間稼ぎと捉え、頭を抱えピッチに横たわる同選手にイエローカードを提示した。

　これに対してバルセロナは同サイトで「バレンシア戦でメッシが受けたイエローカードに対して、2日に競技委員会へ不服申し立てを行います。セルヒオ・ブスケツのゴールのセレブレーション中に、観客から投げられた物が頭に直撃したメッシに対して警告が出されたということを考慮する必要があります」と声明を発表している。

　バルセロナは同試合で、リーガで首位に立つレアル・マドリードとの差を2ポイントに縮めた。次節は、7日にホームでエスパニョールと対戦する。