お名前ランキング2014発表、男の子は「陽」「馬」の字が人気、女の子は漢字一文字名前が調査開始以来最多

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2014年12月02日 19:31  MAMApicks

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明治安田生命は、同社恒例の生まれ年別の名前調査により、「2014年生まれの子供の名前」のランキングを発表した。調査対象は同社の保険契約加入者のうち、2014年生まれの男の子3,481人、女の子3,273人。

調査結果によると、男の子の名前のベスト3は「蓮」「大翔」「陽向」、女の子の名前のベスト3は「陽菜」「凛」「結菜」であった。

今年の特徴は、「大翔」が12年連続でトップ10にランクインしたほか、「陽」の漢字を使った名前が男の子のベスト10に3つランクイン(ほか2つは第4位に「陽太」と第10位に「朝陽」)し、女の子のトップも「陽菜」であったこと。


「陽」の漢字が男の子にも女の子にも名づけの人気が高いのは、「景気の面では先行きに対する不透明感が増してきたものの、ソチ五輪での8つのメダル獲得や、日本人のノーベル物理学賞受賞など、明るい話題も多い一年であったこと。またそのような世情のなかで『明るくいきいきと、太陽のように周囲を元気にできる人に育ってほしい』という想いが込められているからではないか」と同社では分析している。

そのほか男の子の名前では、今年は午(うま)年であることからか、昨年度55位から6位に大きくジャンプアップした「駿」をはじめ、「悠馬」「翔馬」など「馬へん」や「馬」のつく名前がベスト100に12ランクインしたという。

ちなみに「駿」については、同社の過去資料によると、同じく午年の平成2年(1990年)には6位、平成14年(2002年)には1位となっており、午年生まれのなかでも人気の名前だそうだ。

また女の子の名前では漢字一文字名前の人気がさらに高まり、今年第2位の「凛」以下、「葵」「桜」「杏」「花」「愛」など、ベスト100に24の名前がランクインし、1989年の調査開始以来、過去最多となった。とくに近年のナチュラル志向の高まりからか、漢字一文字名前のなかでも、自然を感じさせる花や果実、草木などの漢字が人気であったという。


なお同社の資料によると、女の子の名前が多様化し「〜子」離れが始まったのは昭和40年代以降で、昭和61年(1986年)には、「子」離れは完全に定着、ベスト10から「子」の止め字を使った名前が消えたそうである。

参考までに、現在の子育て中心世代(30〜40歳)の名前ベスト3をさかのぼると、、30年前(1984年)の男の子は「大輔」「健太」「誠」、女の子「愛」「麻衣」「恵」、35年前(1979年)では男の子「大輔」「誠」「直樹」、女の子「智子」「久美子」「陽子」、40年前(1974年)では男の子「誠」「大輔」「剛」、女の子「陽子」「裕子」「真由美」、という結果であった。

明治安田生命のサイトでは、1912年からの毎年の生まれ年別名前ベスト10が紹介されている。

明治安田生命|名前ランキング
http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html

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