ペヤング「ゴキブリ混入騒動」結果判明まで1週間、保健所が自主回収を指導

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2014年12月04日 12:52  弁護士ドットコム

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インスタントカップ焼きそば「ペヤング」にゴキブリとみられる異物が混入していた問題について、製造・販売元の「まるか食品株式会社」(群馬県伊勢崎市)の広報担当者は12月4日、弁護士ドットコムの取材に対し、「外部の機関に検査を依頼している。結果が判明するまでに1週間くらいかかるだろう」と話した。同社は4日中にもこの問題に関するコメントを発表する。


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この問題は12月2日夜、「ペヤングからゴキブリが出てきた。。。」と乾燥麺に黒い異物が埋まっている写真がツイッターに投稿され、ネット上で話題になった。その後、写真の投稿者は、居住地の保健所やまるか食品に連絡。異物が混入していた「ペヤング 超大盛やきそば ハーフ&ハーフ激辛」(以下、ハーフ&ハーフ激辛)は同社に買い取られた。



3日夜には、群馬県伊勢崎保健所の職員が、商品を製造した本社工場に立ち入り調査を実施。書類や製造現場の確認を行った。群馬県によると、同保健所は、製造工程で異物が混入した可能性を否定できないと判断。同社に「ハーフ&ハーフ激辛」を自主回収するように指導したという。



一方、まるか食品の広報担当者は「『自主回収はメーカーに任せる。自主回収をするなら相談に乗る』と言われただけで、指導を受けたわけではない」と話している。ただ、今後、自主回収自体は検討しており、実施する場合は全国に流通している「ハーフ&ハーフ激辛」が対象になるという。



異物の検査については、同社が2日、外部の機関に依頼。異物がゴキブリであるのか、開封前・開封後のどちらで混入したものかが判明する。ただ、どの製造工程で混入したのかまで特定することは困難だという。



同社は、4日午前11時30分現在、公式なコメントを発表していないが、4日中にも何らかのコメントを消費者向けに発表するという。


(弁護士ドットコムニュース)



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