中国検索大手の百度(Baidu)が自転車を作った?

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2014年12月06日 08:10  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

中国検索大手の百度(Baidu)が、スマートバイクで自転車市場に参入することを、専用ウェブサイトの公開で示した。

ウェブサイト「Dubike」は中国語で簡体字が使われているが、見れば多機能であることが何となく分かるだろう。

独自開発のOSを搭載しており、インターネットにも接続できる。

では、どのようなことができるのだろうか。

「Dubike」のスマートな機能

「Dubike」の機能には大きく分けるとフィットネス機能と走行支援機能がある。

フィットネス機能としては、自転車を使用しているユーザーの心拍数や自転車の速度、あるいはケイデンス(クランクの回転数)、座面の圧力などの情報を追跡し、スマートフォンにフィットネス統計値として表示してアドバイスをしてくれるらしい。

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一方、走行支援機能としては、進行方向を教えてくれるナビゲーション機能、自転車の位置を認識するGPS等が搭載されている。

GPSと連動したナビゲーション機能は、カーナビの様に地図が表示されるわけでは無く、ハンドルの中心に装着されたウインカーの様な装置が、進むべき方向を点滅して示す。

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また「Dubike」は発電した電力をボディー内に収納されたバッテリーに充電し、各種装置の電力を供給する。

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つまり、搭載された各種電子装置のために改めて家庭用電源から充電する必要は無いのだ。ただ「Dubike」を漕げば良い。

ライトだけでなく、ブレーキライトも搭載しているので、安全性にも配慮されていると言える。

さらに盗難対策として、スマートフォンのアプリを使用してリアルタイムで「Dubike」の位置を追跡できる機能も搭載されている。

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SNS機能で自転車の新しい楽しみ方が提案されるかも

そして「Dubike」のユニークな機能はSNS機能だ。「Dubike」のユーザー同士でルートをシェアするという、新しい自転車の楽しみ方を提案している。

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年内(2014年)に出荷を開始するとしているが、本稿執筆時点で既に12月になっている。しかし、まだ価格も分からないので、本当に製品が完成しているのかどうか、量産にまで漕ぎ着けているのかどうかも分からない。

ちなみに、「Dubike」は百度の研究部門が清華大学のインダストリアルデザイン部門と共同開発している。

百度のスマートバイク参戦は成功するだろうか。


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*画像出典:Dubike

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