(C)IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY幕末を駆け巡る新選組隊士達の生きざまを描いた感動ストーリーアニメ。新選組と、主人公の「雪村千鶴」が共同生活を送る中で起こるさまざまな出来事、新選組の隠された秘密、男達の生きるための闘いが繰り広げられると同時に、男女の恋愛とはこういうものだという事を教えられる素晴らしい作品です。
その新選組のリーダー格とも言える「土方歳三」。みんなのまとめ役であり鬼の副長とも呼ばれる怖いイメージの彼。でも実は・・・♪素敵な魅力がいっぱいの「土方歳三」を紹介します。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■本当は鬼の副長なんかじゃない!
みんなのまとめ役に徹するあまりに鬼の副長と呼ばれる土方さん。他人にだけではなく自分にも厳しいのはもちろん、誰よりも侍の心を持ち、新選組の事を考えているからこその行動なんですよね!多くの物を背負えば厳しくならざるを得ない・・・。本当は厳しくなんてしたくはないのです。しかし誰かがやらなければまとまらないのを土方さんは分かっているんですね。嫌われ役を自らが買って出るなんて・・・本当に素敵すぎます。
いつも冷静で頼りがいがあり、大きな包容力を持ち合わせている土方さん。鬼の副長と呼ばれながらも結局面倒見の良い彼だからこそ、皆に慕われるんですよね。性別など関係なく皆を惚れさせる。顔ももちろんイケメンですが、決して顔だけではない、男としてのカッコよさが土方さんの魅力なのです!
■働きまん!
誰よりも働くのが土方さんです。新選組という組織のために昼夜を問わずに働きます。自身の体調が辛くても弱音など一つとして吐かず、皆のためにと机に向かうお姿・・・。後ろから抱きついて「もうお仕事しなくていいよ!」と邪魔をしてしまいたくなる衝動にすら刈られます。
主人公の千鶴が「少し休憩を・・・」とお茶を差し出すシーンで、仕事に集中し過ぎるあまり“誰も寄せ付けないオーラ”を放っていた土方さんが、手を止めてホッとしている顔などは、もう女子のキュンキュンするツボをビシビシと押してくるんですよね。責任感からくる自己犠牲はまさに男らしい!の一言です。
■乙の信念を貫く
一度決めたことは絶対に曲げず、誰になにを言われようとも武士であることに誇りをもち、【誠】を貫く精神の強さ。信念を貫くのは近藤さんのためでもあり、共に戦い逝ってしまった同志達のためです。そう、“誰かのため”だからこそ、土方さんは信念を貫く強さが持つのですね。信念のために命を掛けて戦う男の生きざま。現代ではこんな男性はなかなかいないでしょう(笑)。この男の中の男!それが土方さんの魅力なんです。
■たまにしか出ないデレ!
色々なものを背負っている土方さんだからこそ、立場的にもしっかりしないといけない土方さんだからこそ、必然的に価値が上がるのが土方さんのデレ。実はお酒が弱く、作中では酔った勢いで少し弱音を吐いてしまったりも。その言い方もツンツンしているようで、内容は結局隊士達のこと。もうほんとに愛くるしく可愛いすぎます!
また、千鶴のためを思い一度は離れてみるものの、結局千鶴の幻覚まで見てしまう始末。千鶴が心の支えであり再会した時のハグからの
「お前が俺のそばからいなくなると、一人で立つことすら辛く感じられた」
このドストレートな言葉に号泣しながら感動しました(笑)。コイツは誰にも渡さねぇ!なんてセリフがここまで似合うのは、きっと土方さんだけです。
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★記者:JASMIN(キャラペディア公式ライター)
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