「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒。古来では夏の季語になっていたそうですが、近年の日本では甘酒は冬の風物詩的存在。体も温まる甘酒は天然の甘味と抜群の美容成分で愛飲している方も多いことでしょう！ 少しアレンジして「美容万能ダレ」として常備しておくと便利です。
■甘酒の抜群の美容成分とは!?
美肌や体型維持に欠かせない必須アミノ酸が9種類全て含まれ、疲労回復も望めるビタミンBも豊富。またアラサー世代に不足しているカルシウムやマグネシウムも含まれ、美脳効果が期待できるブドウ糖も入っています。市販のものを選ぶときは、砂糖不使用のものを選びましょう。
■甘酒で「万能美容ダレ」を作ろう！
甘酒の天然の甘味は、みりんや砂糖の代わりに調味料として使うと良いでしょう。甘酒は発酵食なので、普段の食事が美容ご飯に早変わり！ 美味しいけど、お砂糖が心配…というタレ類は、甘酒で作りましょう。
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●甘味噌
ナスや豆腐、こんにゃくなどにつける本来の「田楽味噌」は砂糖をたっぷりと使うので、甘酒でアレンジして常備しておきましょう。野菜ディップとしてもgood！ 味噌もアミノ酸を含む発酵食。日本の伝統発酵食の掛け合わせで美腸効果も望めるでしょう。
［材料］
甘酒・大さじ4と西京味噌・大さじ4を耐熱容器に入れて500Wの電子レンジで1〜2分加熱し、よく混ぜ合わせる。
●ごまみそ
ゴマにも必須アミノ酸がバランスよく含まれ甘酒と好相性！ ゴマに含まれるセサミンは、お酒の席では嬉しい肝機能を高める効果も含まれ、二日酔い対策にも◎！
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［材料］
甘酒・大さじ4、練りごま・大さじ4、味噌・大さじ2を耐熱容器に入れて500Wの電子レンジで1〜2分加熱し、よく混ぜ合わせる。
●甘酒醤油
和食には、醤油と砂糖を使ったレシピが多く存在しますが、これを甘酒醤油で作れば、肉じゃがや、筑前煮も、甘酒のコウジ酸が加わります。 煮物に使う場合は、材料の重さ100gに対して、“甘酒醤油”大さじ1としてお使いください。
［材料］
甘酒200cc、醤油100cc、カツオ節1パック（2〜4g）を混ぜて保存容器に入れるだけ。
●トマトソース
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市販のトマトケチャップや、トマトソースはよく見ると、砂糖が含まれていたりしますが、トマト缶と甘酒をミキサーでまぜて常備しておけば、自家製美容ケチャップに！
［材料］
甘酒・大さじ2、玉ねぎ200g、トマトの水煮缶1缶（400g）、おろしニンニク小さじ2、塩・小さじ1/2、オリーブオイル・大さじ1をミキサーに入れて混ぜ、その後お鍋に入れ替えて、弱火で20分ほど煮込んで出来上がり。※全て保存容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。（冷凍保存なら数か月）
常備しておくと、お鍋や焼肉のタレなど、ホームパーティーでも大活躍してくれるでしょう。またお料理が面倒な時のパスタソースや、お餅のお供にもオススメです。決まりはないので、いろいろなお料理や食材と共に甘酒の美容成分をチャージしてくださいね。（美養食研究家／シニア野菜ソムリエ 丸田みわ子）
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