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最近、読書をする時間が減ったという人が多くなっているが、一つの読書のお供がとてもユニークなアイディアが盛り込まれており、面白い製品となっている。
その製品は本を読まなくなってしまった人にいったいどのような影響をもたらすのだろうか?機能の詳細とともにご紹介しよう。
この製品は「Penguin Books」が作った「Tweet for a read」というもので、SNSと連動する”スマートなしおり”となっている。
使用方法を紹介しよう。まず光センサーとタイマー、ナノチップが組み込またこの「Tweet for a read」を通常のしおりと同様に本の読んだページまではさみ込む。
すると「Tweet for a read」が本を閉じた瞬間から経過した時間を記録し、一定以上の時間が経過すると、読み忘れている本がある旨を本人とは別のアカウントからツイートしてくれるという。
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さらに「Tweet for a read」は作家別に数種類用意されており、通知の際には作家の発言や代表作の文を用い、作家自らがツイートしたかのようにつぶやいてくれるというから驚きだ。
大手出版社自ら”スマートなしおり”を作ったワケ
ペンギンブックスといえば、様々な国に事業を展開している大手出版社だが、なぜこのような製品を作ったのだろうか?
この「Tweet for a read」が発売されたブラジルでは、読書時間や読書量の減少が国の深刻な問題の一つとして取り上げられていた。 そこに着目したペンギンブックスが”再び本と向き合うきっかけにしてほしい”と考案したのがこのしおりとなっている。
現在、ブラジルだけではなく様々な国で読書離れが深刻化しているので、このようなアイディアと近代技術を織り交ぜた商品の登場は読書離れの問題に対する効果的なアプローチに繋がっていくのかもしれない。
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