【アニメキャラの魅力】こんな妹に支えて欲しい！？目指せ大和撫子！「春歌」の魅力『シスタープリンセス』

１２人もの個性的な妹が登場するアニメ『シスタープリンセス』。その妹の一人が「春歌」です。彼女はドイツからやって来た帰国子女なのですが、祖母の教育方針により、古風な日本人女性となる様に育てられてきました。その為、茶道、華道といった和の芸術に精通しており、高い教養を有しています。また武道も嗜んでおり、弓道や薙刀に打ち込む姿からは非常に凛々しい印象を受けます。

　しかしその一方で、実は妄想癖があり、自分の妄想に一人で恥ずかしがってしまう意外な一面も魅せてくれます。普段の凛々しい姿から想像もつかないような弾けた性格はとても魅力的なのです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

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■お茶に薙刀、弓道、華道！兄の為に己を磨く！

　春歌は幼い頃からの教育で、乙女の嗜みとしてお茶や生け花などの芸術に通じています。また足首を痛めた兄の為にお灸を施すといった、古風で彼女らしい一面も魅せてくれます。その他にも、弓道、薙刀といった武道にも精通し、学校でも家でも稽古を毎日欠かさず行っているので、その腕前はかなりのもの！気迫だけで自分たちに絡んできた野犬を追い払ってしまう姿は実に凛々しいです。それもこれも全ては兄の為。彼に何かあった時に備えているというのですから、これほど頼もしい妹もまずいますまい！

■実は妄想癖が！？時折みせる弾けた内面

　芸術に通じる一方、武道の腕も立ちます。己を高める事に手を抜くことはない。こう書くと非常にまじめでお堅い印象を与えてしまいますが、意外とそうでもありません。常日頃の己を律した生活の中で、時として弾けた姿を魅せることもあります。

　実は彼女、兄を慕う気持ちが強すぎるあまり、妄想にふけってしまうのです。大好きな兄とデートをするところから始まり、ダンス、食事を楽しんだ後、兄からサプライズプレゼントが・・・。などと素敵な妄想を膨らませすぎて、結果、一人で暴走してしまうことも。凛とした姿から一転、顔を赤らめて恥ずかしがる様子は非常に愛らしいです。たまりません！

■良き支え役として兄に尽くす姿の美しさ

　教養を積み、家事を行い、武道を嗜む。幼い頃から様々な事をこなせるように教育されてきた訳ですが、それらは全て「生涯を共にする殿方を支えられる女性」になるため。これはドイツにいた頃からの祖母の教育方針です。そして彼女にとって大切な殿方とは、もちろん兄のこと。家では炊事、洗濯、掃除をこなして兄の生活をサポートし、外では様々な脅威から兄を守れる様に尽くしてくれるのです。この献身的な姿の美しさこそが、彼女の最大の魅力なのではないでしょうか。

　大切な殿方を支えられる女性として大和撫子を目指す春歌。彼女の懸命な姿を見たら、兄としてもっと頑張ろうという気にもなります。そんな兄の姿を見た春歌は、更に良き支え役となろうと一層の努力に励むことでしょう。お互いに良い刺激を与え合うというのは、何とも理想的な姿だとは思いませんか？


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：羽野源一郎（キャラペディア公式ライター）

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