教育現場におけるネット利用の安全教育に取り組んでいるNPO法人e-Lunch(イーランチ)では、1歳〜6歳の幼児を持つ保護者1158人を対象に、「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」を行い、その結果を発表した。
子どもの年齢別利用頻度について、1歳児では81.8%が「ほとんど使わない」と回答したが、2歳になると「ほとんど使わない」が約半数の52.6%となり、3歳〜6歳だと「ほとんど使わない」派は約4割近くで推移していることがわかった。
その一方で、スマホ・タブレットの利用が「ほぼ毎日」という回答は、1歳児ではなかったものの、2歳で5.3%、3歳で15.0%と増加し、5・6歳では約2割が「ほぼ毎日」という結果であった。
また調査では、親の利用時間と子どもの利用時間の相関性についても調べていて、親の利用時間が長くなるにつれて、1日1時間以上スマホを利用している子どもも増えており、親のスマホ利用習慣が子どもの利用習慣に直接的に影響していることがわかった。
さらに、「子どもを静かにさせるための使用」に関しては、「とてもよくある」は5%で、「よくある」(26%)を含めても約3割であり、「あまりない」(39%)「まったくない」(30%)が合わせて約7割を占めた。
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