【アニメキャラの魅力】ハーフの超絶おぼっちゃま!理想のリーダー「須王環」の魅力『桜蘭高校ホスト部』

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2015年01月08日 09:50  キャラペディア

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(C)葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES
葉鳥ビスコ原作で、老舗少女漫画雑誌『月刊LALA』に連載されていた『桜蘭高校ホスト部』。「ホスト」と「高校」という異色の組合せで話題をさらった少女マンガです。2006年にアニメ化、2011年にはドラマ化され、2012年には映画化された人気作。「須王環(すおうたまき)」は、その『桜蘭高校ホスト部』の部長にして創立者であり、ナンバーワンホストです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■完璧なビジュアル、完璧なスペック

 東京都文京区にある私立桜蘭学院は、やんごとなき方々のご令息・ご令嬢があつまる名門。須王環は、理事長の息子で、須王グループ会長の孫です。お母様はフランス人で、環のフランス名はルネ・環・リシャール・ド・グランテーヌ。名前だけでやんごとないですね。青紫の瞳に金髪、183センチという高身長のまさに王子様ビジュアルです。

 ちなみに、ご両親は結婚を反対されていたために入籍はしていません。中学時代に須王家に呼び戻され、フランスから帰国し、桜蘭に転入してきます。その後も、本邸ではなく別邸に住むなど、なかなか複雑な家庭環境ですが、素直な性格と奔放さや学年2位の知力、ピアノの腕などから、ご両親に愛され、しっかりしつけられてきたことがよくわかります。

■残念な性格!?いえいえ、実は理想のリーダー!

 転入直後からナンパにいそしみ、女子たちを「姫」と呼ぶ生粋のタラシであります。お父様から間違った日本像をドラマ(『おしん』や時代劇やヒーローもの)で教わったため、日本の文化に疎く、また自宅が豪邸で大好きなドラマの中の日本と違うため、「庶民」である主人公、藤岡ハルヒに興味津々で、「庶民ラーメン」「庶民駄菓子(ベビースター)」が大好きなど、そのギャップも萌えポイントなのです。

 沖縄で「信州そば食いたい」など発言したり、ホスト部を実現したりするなど、非常に奔放で、というか、非常にバカっぽく、どっからどう見ても「アホの子」です。しかし、実際は人の感情の機微を敏感に察知し、意図的にアホの役を買ってでている面もあります。困っている女の子や友人に適切に手を伸ばすなど、人の幸せのために尽力する優しい環は、女子たちや部員に損得なしに慕われるのも頷けるすばらしいリーダーなのです。

■チャラいわりに恋は奥手

 ハルヒへの恋心がありながらも、副部長の鏡夜を「おかあさん」、自分を「おとうさん」ハルヒを「娘」として「娘を大事に思うおとうさん」役を演じる道化っぷりです。ハルヒへの干渉を「娘だから」という理由づけにしているのです。女性への軽い賛美の言葉はぺらぺらとでてくるのに、本当に好きな子には意地悪なことしか言えません。そのギャップがまた萌えなんですよね。

 大切なハルヒとホスト部のため、ハルヒとホスト部を諦め、政略結婚することを決めるなど、恋に不器用で優しい環らしい決断でした。誰にでも優しい環は、誰にでも愛される王子様です。人身御供となった王子様を取り返すために奮闘するホスト部の面々を応援せざるをえませんでした。ハルヒと結婚して子どもができたら、絶対親ばかになりそうな環。続編も是非読んでみたいですね。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)

(C)葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES

このニュースに関するつぶやき

  • ホスト部 王子・須王環の魅力 (キャラペディア - 01/08 09:50)  王子って言われるとなんか違和感あるわ〜(笑) やっぱ殿だよね、殿←
    • イイネ!29
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