家族を見分ける!スマホと連動するセキュリティカメラ

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2015年01月08日 17:50  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

2015年1月6日から米国で開催された世界最大の家電展示会『CES2015(2015 International CES)』で、フランスのNetatmo(ネタトモ)社が、家庭用スマートカメラ『Welcome』を発表した。 『Welcome』は家族の顔を認識してスマートフォンに通知するホームセキュリティカメラで、今年の第2四半期には発売を予定しているという。

家族の顔を認識するスマートカメラ

『Welcome』は高さ約155mm、直径が約45mmの小さな筒状のカメラなので、玄関の近くに気軽におけるサイズだ。

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しかし、この『Welcome』はただの監視カメラではない。学習機能によって家族全員の顔を認識することができるスマートカメラなのだ。

家族が帰宅すれば、家族の誰が帰宅したのかをスマートフォンに通知してくれる。

もちろん、家族以外で未登録の人物が侵入したことを検出すれば、このときもスマートフォンにアラートとしてプッシュ通知する。

つまり、遠隔地からも、家に家族や家族以外の人物が出入りしていることを把握できる。

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スマートフォンやパソコン、あるいはタブレットからも『Welcome』にアクセスすることができ、『Welcome』が認識した履歴を確認したり、撮影された映像を動画として確認することもできる。

また、赤外線LEDと130度の広角度で映像を捉える高精細カメラにより、昼間だけでなく、夜間も活用することが可能だ。

通知レベルや履歴の保存レベルは設定でき、記録されたデータは本体に装着したmicroSDカード(最大32GB)に保存される。

現在の潮流に逆行しているようだが、クラウドサービスは利用しない。そのため月額使用料などは発生せず、むしろローカル保存が売りのようだ。


動画を別画面で再生する

『Welcome Tag』との連携でより便利に

別売りで『Welcome Tags』という製品が用意されており、これを窓やドアなどに貼り付けておくことで、窓やドアの開閉、ノックされたことなどを感知して通知させることもできる。

『Welcome Tags』は防水仕様なので、屋外にも取り付けることができ、『Welcome』との距離が100m以内であれば無線連携動作を行う。

『Welcome』本体と家庭内ネットワークは、Wi-FiかLANケーブルで接続する。

手軽に導入できるホームセキュリティーとなるか

『Welcome』の販売は早ければ3月、遅くても5月頃になると思われるが、価格は発表されていない。

以前当サイトで紹介した『DefenDoor』という個人で手軽に導入できるホームセキュリティーが3万円前後からの価格帯になりそうと予想したが、『Welcome』も同程度の価格帯であれば、個人が手軽に導入できるホームセキュリティーとして普及するかもしれない。

共働きで忙しく、子供の帰宅状況などを職場でも確認したい場合には、便利なガジェットとなるだろう。

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