神経科学の研究成果に基づく脳トレアプリ「Lumosity」が日本上陸

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2015年01月09日 11:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

2007年にアメリカで製品リリース以降、登録ユーザーは6000万人超

画像はプレスリリースより

 2014年Googleベストアプリ等受賞のほか、iPhoneアプリは72カ国で教育カテゴリーの1位になるなど、世界中に6,000万人以上のユーザーを持つ、同名の脳トレアプリを運営する「Lumosity」が12月17日、日本法人の設立とモバイルアプリの日本語版の提供開始を発表しました。

 「Lumosity」は、記憶力、注意力、柔軟性、処理速度、問題解決能力を鍛えるゲームを20タイトル以上ラインアップ。アプリは長年にわたり研究機関で利用されてきた神経心理学ツールと、社内の科学チームが新たにデザインしたツールをベースに開発。個人の認知能力にあわせたプログラム提供が可能となっています。

 さらに、Human Cognition Project(脳科学研究産学連携プロジェクト)として、外部の学術研究者とも協力。加齢、栄養学、ストレス、各種疾患など広範なテーマを、現在ハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学など47機関の研究者と62件の共同研究を実施しています。

日本のユーザーは脳トレの重要性を認識している

 Lumosity社のCEO兼共同設立者であるクナール・サーカー氏は、最初の海外法人設立に日本を選んだ理由として、「日本は最も重要な市場。既存ユーザーのデータからも、日本のユーザーは、登録したあとのトレーニング率が、英語圏ユーザーに比べ50%高いというデータが出ています」と述べています。

 また、共同設立者であり神経科学者であるマイケル・スキャンロン氏は、「ジムに通い、身体をトレーニングするのと同様に、脳トレは定期的に行うことが重要」といいます。

 同アプリには無料版とプレミアム版があり、無料版では毎日3種類のゲームをプレーできます。プレミアム版では、ゲームライブラリ全体にアクセスでき、自分のパフォーマンスを他のユーザーと比較したり、脳の領域別のパフォーマンスなど、詳細なデータ分析やトレーニング履歴等も利用できます。プレミアム版の料金は、月額1,500円または年間8,200円です。

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