CTEPH(シーテフ)の認知向上と患者支援に協力
プロサッカー選手でCTEPH啓発大使の細貝萌さん慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:シーテフ)の啓発イベント「6 Minutes Run for CTEPH(シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ)」が2014年12月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催され、プロサッカー選手の細貝萌さんが参加しました。
このベントは特定疾患のひとつ「慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:シーテフ)」の認知向上と患者支援を目的としてバイエル薬品株式会社が行っているもの。細貝選手は、2013年からCTEPH啓発大使を務めています。
今回のイベントでは細貝選手と一般公募の参加者さんらが6分間のランニングを行い、全員が走った距離を集計。さらに細貝選手がドイツ・ブンデスリーガの公式戦中に走った距離(13-14、14-15の2シーズン分)を合計。1kmを1,000円で換算し、バイエル薬品が支援プログラムや活動団体などに助成するというものです。
細貝選手「多くの方に知っていただきたい」
参加者たちと笑顔で走る細貝さん細貝選手はリーグの前半戦を終え、23日にドイツから帰国したばかり。しかし、この日は疲れも見せず計5回も6分間のランニングを行い、プロサッカー選手の豊富な運動量の一旦を見せつけました。また、参加者さんの中には、CTEPHを患い、走ることが難しい方もいましたが、患者さんに寄り添い、談笑しながら歩を進める場面も見られました。
ランニング終了後には、細貝選手やCTEPHにまつわるクイズ大会やじゃんけん大会が行われ、正解した参加者さんに、サイン入りのタオルマフラーやTシャツをプレゼント。最後まで勝ち残った方々と握手でその健闘を称えました。
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気になるこの日の総走行距離は153kmで、新たに15万3,000円の助成金が追加。これで昨年行われた2回のイベントと、ここまでの公式戦走行距離を併せると1183km、118万3,000円になりました。イベント終了のあいさつで細貝選手は「僕も去年大使になるまでは、肺高血圧症のことは知りませんでした。この活動を通して、CTEPHというものを多くの方に知っていただきたいと思います」と語りました。(QLife編集部)
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