アミノ酸の一種、シトルリン摂取で運動パフォーマンスが向上?

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2015年01月09日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

スポーツ界で注目されるアミノ酸

 協和発酵バイオ株式会社は、アミノ酸の一種であるシトルリンが運動パフォーマンスに及ぼす影響を測定するための調査を実施。日頃から運動習慣があり、運動機能の高い20〜30代男性22名にシトルリンを摂取してもらったところ、運動パフォーマンスの向上につながることがわかったと発表しました。

 シトルリンは、スイカなどウリ科の植物に多く含まれるアミノ酸の一種。運動時など、からだに負担がかかった時、血流を促進させ、持久力の向上や筋肉疲労の改善に役立つ効果があるといわれており、スポーツ界で注目されつつあります。

運動後の疲労回復にも期待

 対象者は、8日間シトルリンを摂取した後、自転車型の運動機器で4kmのタイムトライアルを実施。その走破時間を計測し、あわせて体感アンケートなどを行ったところ、シトルリンを運動前に摂取することで、運動パフォーマンスの向上する傾向がみられたといいます。

 また、体感アンケートでは、シトルリンを摂取しなかった時に比べて「全体的に楽に漕げた」「疲れが少なく、翌朝の目覚めが快調」という回答が得られたことから、シトルリンが疲労回復にも役立っている可能性が示されたとしています。

 近年のランニングブームなど、日常的に運動を行う人は増加傾向にあります。アミノ酸には、疲労回復や筋肉の修復が期待されるものが数多くあります。ご自身の運動内容やその目的に合わせ、取り入れてみてはいかがでしょうか?(笹田久美子)

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