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充電いらずのスピーカーや有人飛行機、浄水設備などに利用されるなど、近年様々な分野で活躍しているソーラーパネル。
そんななか、厚紙と変わらないような“極薄”のソーラーパネルを採用した、風変わりなモバイルバッテリーが発表されたこはご存知だろうか?
手帳にはさめる薄さ
そのモバイルバッテリーは『Solar Page』というもので、手帳にはさんで持ち運ぶことが可能なソーラーパネルのバッテリーだ。
使用方法は、手帳のインデックス部分がコネクタの役割となるので、そこをスマートフォンに接続して待つだけ。
iPhone 6を0%の状態から充電した場合、約2時間半でフル充電可能となるので、太陽光を使用したモバイルバッテリーのなかでもハイパフォーマンスなものといえるだろう。
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『Solar Page』はLightningケーブルとmicroUSBケーブル対応のモデルが用意されるので、iPhone、iPadユーザーや、Android、タブレットユーザも幅広く利用できる製品となっている。
流行のソーラーパネルが他の製品に与える影響
『Solar Page』はその高性能ぶり、そして環境面を考えた作りに目が行きがちだが、“手帳の一部”として持ち運べるところにも大きな意味を持つだろう。
携帯電話が普及する前は必需品として扱われた手帳も、今ではその売り上げも大幅に減少している。しかし、その原因の1つでもあるモバイル端末のバッテリー確保のために、という皮肉さもあるが、『Solar Page』のような新たな機能を盛り込んだ製品が発売されれば、リバイバルの要因となってもおかしくないはず。
『Solar Page』の価格や発売時期などはまだ発表されていないが、製品化はすでに決まっているので近々続報が発表されるだろう。
手帳だけではなく、最新技術と売れ行きが落ち込んでいる製品を掛け合わせた“ハイブリットな製品”が今後多く登場するのかもしれない。
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