羨ましい!今の子供は「3Dプリントペン」で空中に立体を描ける

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2015年01月13日 22:40  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

ここ数年のテクノロジーの急速な進化は、過去には想像もできなかったデバイスを生み出した。「これがあればこんなことに使える!」とピンとくるものもあるが、なかには「子供の頃にこれがあったら、自分はなにをしただろう?」と想像しにくいものもある。私の場合、このデバイスは後者だ。

3Dプリントペンである。まったく初めての製品ではない。過去には当サイトでも紹介したことがある。液体の樹脂を充填し、ペンから出すと即座に硬化するような仕組みを持たせて、立体的な造形を描いていくことができるものだ。

小型軽量化されて扱いやすく

3Dプリンターと名前が似ているものの、コンピューターで制御する3Dプリンターに対して、こちらは完全にフリーハンドである。

今回紹介するのは『3Doodler 2.0』というアイテム。すでに市販されている『3Doodler』の新型だ。現在クラウドファンディングのサイト『Kickstarter』において市販化のための資金を募集中で、すでに目標金額をはるかに上まわる出資を集めている。

2.0になった『3Doodler』はいくつもの進化を遂げている。まず、従来モデルと比べて75%もスリムになっている。これは通常のマーカーペンと同じサイズだという。また、軽量化もされ重さは50gとなり、従来モデルの半分以下となった。そして、アルマイト加工されたアルミ素材を使っていて、強度も高く、握った感触にも優れている。

内部機構も刷新し、ノズルも新設計するなどして、より扱いやすくなっているほか、冷却のための音も低減されている。

3Doodler04

3Dプリントペンには、3Dプリンターのような精密さは望めないが、逆に手軽になんでも作れる自由さがある。抽象的な造形も具象的な造形も、幾何学的な造形も有機的な造形も可能だ。さて、自分だったら、これでなにを作ろうか?

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