ドローンの進化が止まらない!「CES2015」で注目された技術4選

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2015年01月14日 11:40  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

アメリカ・ラスベガスで開催される家電ショー『CES』が今年も大盛況に終わった。特にIoT(Internet of Things)やドローンに関する出展が多く、また注目も高かった。

今回はそのなかから、ドローンの進化に関するものをいくつかピックアップしたい。

1:衝突回避技術

映画『スターウォーズ』はSFと同時に、未来予測のリファレンスともなっている。

ドローン『AscTec Firefly』は、衝突回避技術により森の木々の間を高速で駆け抜けることができる。まさに『スターウォーズ』の世界といってもいいだろう。


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また、ロボット工学チームのSkySpecsは、ドローンによらず衝突回避が可能な技術を開発中。この技術を組み込んだモデル、『Guardian』も発売予定だ。


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2:パラシュート

DJI社と並んでドローン業界で支持されているのが Hubsan社。その『Hubsan X4 Pro』に緊急用パラシュートが装着された。

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メインバッテリーが切れてもパラシュートシステムは独立して稼働。『Hubsan X4 Pro』に異常事態が発生したことをセンサーで感知すると、自動的にパラシュートを開き機体のダメージを防ぐことができる。パラシュートは何度でも利用可能、脱着もできる。


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3:空撮正常進化系

ドローンでの空撮がポピュラーとなっているが、まだまだその性能進化は止まらない。


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『DJI Inspire1』は飛行形態と着陸形態が異なりトランスフォームするのが特徴だが、4Kにも対応するカメラの取り外しが可能なので、空撮にとどまらない応用が可能だ。

特にジンバルに装着し、地上撮影も同じカメラで行うことで、高品質な映像を連続的に収めることができるようになる。

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4:セルフィーカメラドローン

2014年世界でヒットしたセルカ棒(自撮り棒)。このドローン版が『Nixie』である。

『Nixie』は腕時計サイズのドローンで、通常は腕に巻きつけておき、自撮りしたいときにアームを伸ばして飛ばし、自分を写してくれるものだ。撮影後はまるでブーメランのように空中浮遊して戻る。

特筆すべきはそのサイズとハンズフリー。小型であると同時に腕が使えないエクストリームな環境であっても手軽に自撮りができる。


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ドローンはすでに安定した飛行、そして撮影というのは基本性能として確立した。あとはいかに安全に、確実に、そしてどう応用するかといったフェイズに移行したといっていいだろう。

また、安全装置にあたるフェールセーフ技術は以前予測したとおりの展開となってきており、今後も目が離せない。

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