花粉症有病率が2.65%と全国平均を大きく下回る
花粉症のセルフケアで最も重要なことの1つといえば、「花粉そのものと接触しない」こと。スギ林が全島面積の約1%と少なく、スギ花粉の飛散が全国平均と比較してもかなり少ない長崎県平戸市の的山(あづち)大島では、花粉症で悩む方向けに「島の体験型観光&スギ花粉症避粉地セラピーツアー」を3月に開催します。
的山大島は、九州の北西部、長崎県平戸市の北に位置し、周囲38キロ、人口1300人の風光明媚な島で、特産品のコシヒカリや魚介類などに加え、17世紀半ばに捕鯨で栄えた神浦の街並みや、壱岐を望む大賀断崖などが有名です。島内の杉林の面積が全島面積の約1%と少ないことと、本土からのスギ花粉飛来の影響を受けない離島であることから、平成21年度に長崎大学医学部耳鼻咽喉科により島内全住民を対象とした花粉症調査では、有病率が2.65%と2008年の全国平均26.5%を大きく下回っています。
花粉症についての相談もできる
今回のセラピーツアーは、島巡りに加えて、お土産づくりや釣りなどを実施する内容で、3月5日(木)から8日(日)までの3泊4日。参加費用は東京・関西方面からの参加者は12000円、長崎県内・福岡方面からの参加者は10,000円(フェリー運賃、宿泊費、島内交通費。空港や平戸までの交通費は含まず)。また、体験ツアーには医師も同行し、花粉症に関する診察以外の相談なども行えます。応募期間は1月15日(木)から2月5日(木)まで。募集人員は20名を予定しています。このツアーに関する問い合わせは特定非営利活動法人 文化財匠塾平戸支部 0950-55-2487まで。(QLife編集部)
外部リンク
- 平戸市商工会 ホームページ
http://www.shokokai-nagasaki.or.jp/hirado/