ソーラーカーやソーラーパネルなど、太陽光は次世代エネルギーとしてますます注目を集めている。
やはりメリットは、地球温暖化の要因でもある二酸化炭素などの大気汚染物質を出さないクリーンな点だろう。また、電力を生み出す資源が太陽光であるということは、エネルギー源が無限である点も見逃せない。
今ではガジェットレベルで高性能なソーラーパネルが落とし込まれており、そのメリットを活かした“充電が不要で環境に配慮した”アイテムがスタンダードになりつつある。
そこで今回は、これまでFUTURUSで紹介したアイテムのなかから厳選した5つをピックアップ。スマホも電気自転車も、それに調理器具だって、太陽さえあればずっと使える！
太陽光で水をきれいにする浄水器
クラウドファンディングのサイト『INDIEGOGO』で資金を募集している『Desolenator』は、なんとソーラーパネルを使った浄水器。太陽光から発電することができ、海水、不純物の多い水、汚染された水など、様々な水を浄化することができる。
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パネル表面は二重ガラスになっており、間を水が通るようになっている。これにより太陽熱自体で水を温めることができ、そこからさらにソーラーパネルで作られた電力で水を沸騰させ、蒸留する仕組みだ。
手帳にはさめるモバイル用ソーラーバッテリー
手帳にはさんで持ち運ぶことができるソーラーバッテリーの『Solar Page』。
過去にも多くのモバイル用ソーラーバッテリーが登場してきたが、手帳にはさめてしまうほどの薄さによる携帯性の良さが特徴だ。さらに、iPhone 6を約2時間半でフル充電できるなど、その機能性も高い。
充電しながら走行できる折りたたみバイク
『Solarbike』は太陽光で発電した電力で自走できるバイク。ソーラーパネルを後輪の内側に搭載し、かつ水平に角度を変えることができるため、効率良く受光できるようになっている。水平に保たれたパネルは足を乗せる台にもなっているので、充電しながらの走行が可能だ。
そして、折りたたむことができる。カフェなどで外に放置しておくのが心配なら、折りたたんで持ち込んでしまえばいい。
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太陽光で加熱するクリーンな調理器具
深めの鍋の形状をし、角度も変えられる『SOLARI』は、太陽光を集めて加熱調理ができる。さらに、適切な火の通り具合になったら、横に取り付けられたタイマーで教えてくれたり、ユーザーのスマートフォンに通知してくれたりする。他にも、温度計や調理モードを表示するスマートインジケーターが装備されている。
また、調理の際に煙があまり出ないようになっており、アウトドアなどで周りに配慮したい場合にも重宝するだろう。小型で持ち運びやすい点も魅力で、災害時などの緊急用の調理器具としても役立ちそうだ。
太陽光で充電できるヘッドフォン
Bluetooth 4.0でデバイスと接続するワイヤレスタイプのヘッドフォン『HELIOS』は、ベルト部に太陽光パネルが仕込まれており、Bluetoothの弱点でもあるバッテリー問題を解決してくれる。
また、マイクが内蔵されているので、スマートフォンと接続してヘッドセットマイクとしても利用可能。USBポートも搭載されているので優先での充電も可能だが、基本はバックにそのまま突っ込んでおいたままでOK。
様々なタイプの充電アイテムも次々とリリースされているが、太陽光で効率的にエネルギーを生み出すことができれば、そもそもの“充電問題”も自然と解決されるだろう。
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まだ発電力などの課題は残るが、既に実用レベルのものも多く出てきている。今後、どういったアイテムにソーラーパネルが落とし込まれていくか楽しみだ。
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