「目」で聴くって!? 危険な音を視覚化してくれるアプリ

1

2015年01月16日 20:40  FUTURUS

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

仕事に集中するために、耳栓をして余計な音をシャットアウトする人がいる。逆に、ヘッドフォンをつけて音楽を聴くことで集中する人もいる。

そんな時に困るのが、当たり前ではあるが“周囲の音が聞こえなくなる”ことだ。たとえば部屋のドアをノックされた時、自宅に宅配便が届いてドアベルがなった時など、音に気づかないこともあるだろう。

「だけど、音に惑わされずに目の前に没入したい……」と悩んでいるなら、音を聴かずに通知してくれる『OtoSense』というアプリをおすすめしたい。

音をアプリで感知し、視覚などに訴えかける

『OtoSense』は周囲の音を検知し、モバイルデバイス上で知らせてくれる。

通知は、デバイスをフラッシュさせたり、震動させたり、SMSを送ってくれたりする方法がある。音を耳から感知するのではなく、目から、手から感知するというわけだ。

知らせてほしい音をどうやってアプリが判断するかというと、もともとアプリ内のライブラリーに火災報知器などの音が様々なバリエーションで登録してあり、それを元に自動的に判別してくれる。

反応しない場合や独特な音の場合は、アプリに音を登録しておけばいい。自宅のドアベルや部屋のドアのノック、電話のベルなど、なんでも登録可能だ。


動画を別画面で再生する

他のデバイスと連携も可能

現在、腕時計型デバイスの『Pebble Watch』とPhilipsのLED照明『Hue』がこの『OtoSense』に対応している。

例えば、『OtoSense』をダウンロードしたデバイスを自宅に置いておき、ボヤで火災報知機が鳴ったとすれば、その音を感知して手もとの『Pebble Watch』に知らせてくれることも可能。

また、『Hue Light』と連携すれば、ドアベルがなるとライトが白く光ったり、電話が鳴ったらオレンジ色に点滅したりと、事前に登録した方法で反応し、よりわかりやすく視覚に訴えかけることができる。

現在はAndroid OSのみの対応だが、近くiOS版もリリースされるとのこと。

音を聴覚以外から感知できることは、これまで述べたようにセキュリティやライフハックとして活用できるが、聴覚障害者など医療分野でも大いに役立つはずだ。

日常生活において、緊急時には音で知らせることが多い。連携するデバイスが増えることで様々な分野で応用がしやすくなるだろう。

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定