パーマが5日で戻り美容師刺殺、高額請求の“パーマ詐欺”疑い逆上。

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2015年01月19日 19:00  ナリナリドットコム

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頭髪に専用の液体をかけて、人工的な縮毛を形成させた髪型のことをパーマと呼ぶが、髪質や液体によってその効果はピンキリ。中国では先日、パーマをかけた女性がたった5日間で元に戻ってしまい、これに激怒した女性の恋人の手により担当美容師が刺し殺されるというおぞましい事件が起きた。

中国メディア南都網などによると、事件が発生したのは1月上旬、広東省深セン市にある一軒の美容室だ。元日、竜崗街道で暮らす23歳の男・楊某と22歳の女・羅某のふたりは、街をぶらついていた際に美容室の新年のキャンペーンチラシを配られ、勧められるまま店に入ることにした。

羅某は値段を確認することもなく席につき、パーマをかけることにしたのだが、会計時に値段を聞いてビックリ。600元(約11,600円)という高額請求に後悔するも、すでに施術は済んでおり、ふたりは渋々530元(約10,300円。※交渉して割り引いてもらったものと推測されている)を支払うことにしたという。

問題が起きたのはその5日後だ。朝起きると、羅某のパーマは元通りのストレートヘアになっており、これに驚いた羅某が楊某にそのことを伝えると、楊某は激怒。ふたりは「美容師に騙された」と思い込み、家にあった果物ナイフを手にし、美容室にクレームを入れに行った。

店に着くとすぐに楊某と担当美容師の間で言い争いが勃発。そうこうしているうちに怒りが抑えきれなくなった楊某がフルーツナイフで美容師を刺してしまい、最終的に美容師は出血多量で死亡した。

楊某は、美容師が羅某のパーマをかける際にさまざまな液体を用いていたのを目撃していたこともあり、「騙された」と強く信じて疑わなかったという。

実際、中国の美容室では質の悪いパーマ液を使用して高額な施術料を請求するケースが後を絶たず、楊某のこの推測があながち間違っていると言えないのも確か。ネットユーザーのコメントを見ても、楊某に同情する意見も多い。

しかし、理由は何にせよ、楊某が殺人を犯してしまったことは事実であり、きっと後悔してもしきれない出来事となってしまったのではなかろうか。


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元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20150129716.html



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  • さすがだ。美容師も客も日本じゃあり得ない。あの国の人間に生まれず日本人で良かった。
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