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アスリート向けに強化されたものや、パソコンデスクを搭載したものなど、エアロバイクは近年めまぐるしい進化を遂げている。
そんななか、VR(バーチャルリアリティ)とヘッドセット、そしてエアロバイクを融合し、室内にいながら大迫力のサイクリング体験ができる革新的な製品が発売された。
そのエアロバイクは将来のエクササイズやサイクリングにどのような影響を与えるのだろうか? 詳しい機能とともにご紹介しよう。
ダウンヒル競技のような臨場感も味わえる
そのエアロバイクは『B1 Bike』というもので、Activetainmentというノルウェーの企業が開発した。
速度や距離、心拍数だけではなく、土台の部分が豪快に傾いたりするのでダウンヒル競技をやっているかのような迫力のサイクリングが楽しめる。
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![B1 Bike 2](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/01/20-01-2015_10-48-690x388.jpg)
また、ヘッドセットだけではなくタブレット端末でも使用できるので互換性は高い。Wi-fiやBluetoothも搭載し、選択できるモードも多いので非常に高機能な仕上がりとなっている。
VR+エアロバイクの今後の可能性
『B1 Bike』はバーチャルサイクリングだけではなく、ネットと連動して同エアロバイクを使用しているユーザーとレースなどもできるので、楽しみながらトレーニングをすることが可能だ。
その感覚が“エクササイズ=面倒”という印象を払拭し、運動嫌いの人が減ることにも繫がっていくかもしれない。
また、自転車競技の選手が実際のコースをヘッドセットやタブレットでシュミレーションし、大会に挑んでいくということも十分にあり得るだろう。
このエアロバイクはアメリカのラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー『CES 2015』で展示されたもので、近い将来に発売されるという。
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Activetainment社では『B1 Bike』の他にもランニングマシンやローイングマシンでもVRと融合させたものを開発しているようなので、今後もチェックしていきたいところだ。