セーラー、ブレザー、個性派…全国女子高生かわいい制服まとめ
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2015年01月22日 13:31 スタディサプリ進路
卒業目前のこの時期。制服が着られなくなるのが寂しい…と感じる3年生も多いのでは?
そんな高校生の“特権”とも言える制服だけど、全国には「一度は着てみたい!」と思うような可愛いものから個性的なものまで、デザイン豊富な制服が多数!
そこで今回は、筆者の独断で選んだ全国のかわいい制服を、各校の先生の解説コメント付きでジャンル別にご紹介!
【セーラー服篇】
●北星学園女子中学高等学校(北海道)
キリスト教主義の女子校。クラシカルなセーラー服に星のアクセントがかわいい!
「学校名に『星』が入っていることから、胸元には星のバッヂ、セーラーには星の刺繍を入れています」(中川教頭)
●博多女子高等学校(福岡県)
女子校らしい清楚な雰囲気の白いセーラーに、大きなリボンが印象的な制服。金ボタンのカーディガンもキュート!
「“自立した女性の育成”を目指す本校の教育方針に合わせ、知性や凛とした女性の美しさを制服で表現しています。伝統あるセーラー服は、学校の誇りです」(是澤先生)
●桜花学園高等学校(愛知県)
“桜花”という校名を表すようなピンクのリボンがかわいいセーラー服。このほかにも、無地のスカート、チェックのリボンなどがあり、組み合わせは自由!
「この制服になったのは7年前。それまでは、50年以上ずっと同じ、伝統のセーラー服を使用していました。デザインは変わりましたが、襟元の2本線は以前のまま残しています」(若松教頭)
【ブレザー篇】
●小野学園女子中学・高等学校(東京都)
ジャケットカラーはかわいい“ピーチベージュ”! 優しい色合いのチェックスカートも女性らしくてステキ。
「日本人女性のきめ細かい肌に馴染んで美しく見えるよう、ピーチベージュを選びました。未来へ羽ばたく生徒たちが、『着ているだけで美しく前向きで幸せな気持ちになれるように』と願いを込めてデザインされています。この制服のように、明るく元気な自立する女性になってほしいですね」(福永先生)
●鹿児島修学館高等学校(鹿児島県)
大きな襟とこげ茶色のジャケットが印象的な制服。スカートとポケットのおそろいのチェックが統一感をアップ!
「茶色を基調としたデザインで統一しています。リボンまで茶色というのは珍しいのではないでしょうか。20年間、この制服を使用していますが、本校の生徒からも他校生からも人気があります」(柳先生)
●東京都立武蔵野北高等学校(東京都)
水色のリボンがポイント! 大きめなチェック柄のスカートもカジュアルでかわいい!
「女子のブレザーは、丈の長さやポケットの位置など細かく検討を重ね、2005年度から現在の形へと変更しました。『これが着たくて入学した』という生徒もいるほど、人気がありますね」(武蔵野北高等学校教諭)
【個性派篇】
●熊本学園大学付属高等学校(熊本県)
鮮やかな青と白の組み合わせが爽やか! 学校周辺の地域では、夏の風物詩になっているとか。
「本校は、1959年に男子校として設立し、1973年に男女共学になりました。この夏服は、その時入学した1期生となる女生徒38名によって考案、デザインされた制服です」(松本先生)
●聖和学園高等学校(宮城県)
白と黒のチェックがインパクト大! ジャケットの下には、スカートと同じ柄のベストが。
「ハナエモリデザインの制服で、ボタンにはオリジナルの蝶があしらわれています。縦ラインを強調した“聖和チェック”で全体的にスッキリと、洗練された印象に仕上げています」(佐々木先生)
●福岡女学院高等学校(福岡県)
キリスト教主義の女子校。明るい空色のセーラー服に白ラインと黒ネクタイが映える!
「1920年ごろ、『和服や袴では動きにくくて経費もかかる』という理由から欧米各国で流行していた服装を参考にし、上下が分かれたセーラー服を採用しました。その後、全国の女学校が本校をモデルにし、セーラー型の制服が広まったと言われている伝統ある制服です」(本村先生)
個性豊かな女子高生の制服には、それぞれの校風や「こんな生徒に育ってほしい」という願いが込められていたんだ! 改めて、自分の高校の制服に込められた思いを調べてみると、見慣れた制服が違って見えるかも!?
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