リーガ・エスパニョーラ第20節が24日に行われ、コルドバとレアル・マドリードが対戦した。
年明けから公式戦2連敗だったレアル・マドリードは、コパ・デル・レイこそアトレティコ・マドリードに敗れて敗退となったが、リーグ戦は2連勝。バルセロナに勝ち点1差で首位に立っている。対するコルドバはリーグ戦6試合で3勝2分1敗と最下位から14位まで浮上してきた。
試合は開始3分、ベベのシュートがセルヒオ・ラモスの手に当たり、ホームのコルドバがPKを獲得。ナビル・ギラスが決めて、先制に成功する。先行を許したレアル・マドリードは27分、ハメス・ロドリゲスの右CKから最後はゴール前でカリム・ベンゼマが押し込み同点とした。
コルドバは観衆の声に押され、縦に速い攻撃でレアル・マドリードを苦しめる。レアル・マドリードは勝ち越し点が奪えないまま時間が経過。82分にはイライラを募らせたのか、クリスティアーノ・ロナウドが相手選手を後ろから蹴り、一発退場となる。
しかし89分、レアル・マドリードはゴール右の位置でFKを獲得すると、ガレス・ベイルのキックが、壁に入っていたフェデ・カルタビアの手に当たり、PKを獲得。フェデは2枚目の警告で退場となった。PKはベイルが冷静に決めて勝ち越しに成功。そのままスコアは動かず、レアル・マドリードが苦しみながらも勝利を収めた。
【スコア】
コルドバ 1−2 レアル・マドリード
【得点者】
1−0 3分 ナビル・ギラス(PK)(コルドバ)
1−1 27分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
1−2 89分 ガレス・ベイル(PK)(レアル・マドリード)