20・30代のうちに「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」
運動習慣や食生活への配慮といった健康管理、貯蓄や知識取得といった将来への備えなど、もっと早くから始めていればよかったと後悔したことはありませんか。これらを重要だと思いながら、十分に実行できていない40・50代が多いようです。
第一生命経済研究所が40・50代の男女を対象に行った「不安と備えに関する調査」では、自分や家族の健康について、20・30代のうちに「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」を質問しています。今回はその回答から、40・50代から20・30代へのメッセージを読み解きます。
もっとも「やっておきたかった」ことは・・・
まず、運動・体力づくりについて質問したところ、運動・スポーツ・体力づくりをやっておけばよかったという声が多く聞かれました。早くから運動をやっておけばよかったという回答や楽しく長く続けられるスポーツを見つけておけばよかったという回答も多く、若いうちから運動習慣を身につけることの重要性を感じている人が多いようです。
食生活の管理に関する回答も多く寄せられました。バランスの良い食事を心がけること、食べ過ぎない、自炊するなどのキーワードと併せて、野菜やカルシウムを多くとる、酒や添加物を控えるなど特定の食品や栄養素に対する意見も多く見受けられました。また、喫煙については、食生活に関する回答と同程度寄せられており、問題意識を持ちながら対処できなかった人も多いようです。
今回のレポートでは、このほかにも病気に対する経済的な備え、健康に関する知識・情報の取得などさまざまな面で「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」が紹介されています。こうした人生の先輩たちの意見に耳を傾け、ご自身の健康を考えてみてはいかがでしょうか。(笹田久美子)
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外部リンク
- 第一生命経済研究所 メッセージ
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/focus/fc1501.pdf