リーガ・エスパニョーラ21節が、1月31日に行われた。レアル・マドリードはホームにレアル・ソシエダを迎え、4−1で勝利した。快勝したこのゲームで、ウェールズ代表のガレス・ベイルのシュートミスがまたも話題を集めている。
スペイン紙『アス』が報じている。
前半41分にレアル・マドリードはフランス代表カリム・ベンゼマが左サイドを突破し、相手DFとGKをひきつけてクロス。ゴールは無人で、ディフェンダーが一人、目の前にいるだけだった。そのベンゼマのクロスをハメス・ロドリゲスはシュートするだけだったが、ゴール前に走り込み、同じく良いポジションをとっていたベイルが突然現れ、ハメス・ロドリゲスの目の前でトラップしてシュート。ベイルのシュートは相手DFに当たり、ゴールにはならなかった。
ベイルのシュート後、突然目の前で自分の決定機を奪われたJ・ロドリゲスはその不満を明確にジェスチャーで示した。ベイルの自己中心的なプレーに、サンティアゴ・ベルナベウの観衆からはブーイングが起きた。
ベイルがよりいいポジショニングにいる同僚にパスをせず、もしくは譲らずにシュートを打ち、決定機を逃したのは2015年になってからこれで3度目となる。その自己中心的なプレーは批評されていた。17節バレンシア戦、18節エスパニョール戦では決定機にクリスティアーノ・ロナウドへパスをせず、ベイルは自らシュートを打つことを選択し、決定機を潰した。ポルトガル人ストライカーはその度に怒り、大きな話題となっていた。
ベイルはレアル・ソシエダ戦では自己中心的なプレーで決定機をふいにした後に、ベンゼマのゴールを見事なアシストでお膳立てをしており、決して彼が自分だけの得点を考えてプレーしている選手ではないことは明らかだ。しかし、またもベイルの独りよがりのシュートが大きな注目を集めている。