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明後日は節分ですね。ここ数年で豆まきと同じくらい認知度が高まりつつある恵方巻きを食べるのも、この節分の日。因みに2015年の恵方は“西南西やや西”だそう。
でもまだ小さい子どもがいる家庭にとって、口をきかずに黙々と食べなければいけない恵方巻きの独特のルールは少々ハードルが高いですよね。
それよりも、パパやママが鬼のお面をかぶって、子どもが豆まきをする方が盛り上がるかもしれません。
ただ、この楽しい節分のイベントも、注意をしないと思いがけない事故に発展してしまうことがあるのです。
そこで今回は、知っておきたい子どもと楽しむ節分の注意点をお伝えします。
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■3歳頃までは、豆やナッツ類はNG!?
この週末に近所の神社などで開催される豆まき行事に参加されるという家庭も多いのでは?
節分では、年の数だけ豆を食べる習慣があり、わが子にも豆まきで獲得した豆を食べさせたいと思っているママもいるかと思います。でもちょっと待って!
豆やナッツ類は、臼歯が生えそろう前の乳幼児には、かみ砕くことが難しく、さらにのどが未発達なため窒息の恐れもあるんです!
歯が生えそろう3歳頃までは、豆やナッツ類を食べさせるのはなるべく控えるのがおすすめです。
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■除去には全身麻酔が必要なことも
食品安全委員会の調査によると、乳幼児の気管や気管支に異物が入り込んだ症例799件のうち、585件は豆類、種実類であったこと、さらにそのほとんどがピーナッツであったことがわかっています。
乳幼児は、口に食べ物を入れたまま動く、泣くなどの行動をとることがあります。筆者も娘を見ていて思うのですが、「ひっくひっく」と泣いてしまうと、それを自分の意志で抑えるのは難しいんですよね。
もし、口の中に食べ物があったら、そのまま吸い込まれてしまう恐れもあるのかもしれません。
また、ナッツや豆類を少し噛みくと、かえって吸い込みやすい大きさになってしまいます。もし、それが気道や気管支に入ってしまったら……。
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窒息のような苦しさはないので、大丈夫と思いがちなのですが、軽い咳などを放置していると、気管支炎や肺炎を起こし、呼吸ができなくなることもあるのだそう。
消費者庁によれば、これを取り除くのには、全身麻酔が必要なんだとか。特にピーナッツは除去が困難な上、油脂成分により炎症を起こしやすく、完治しないことがあるそうです。
子どもは本当に思いもよらない行動をとることが多いため、食べ物を与えるときは、硬さや大きさ、口の中に入れる量を考えてあげられるといいですね。
いかがでしたか?
楽しいはずの節分行事でそんなことにならないよう、まさに“豆”知識としてぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね!
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【参考】
※ ナッツ類による窒息 – 子どもを事故から守る!プロジェクト
※ 2011年 2月10日 Vol.21 – 子ども安全メール from 消費者庁
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