花粉シーズンはもう目前!日本気象協会が飛散予測(第3報)を発表

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2015年02月02日 12:00  QLife(キューライフ)

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西日本と東日本では例年より早くなる見込み

 春に近づくにつれて飛散するスギやヒノキなどの花粉により、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー症状が起こる花粉症。今年もその時期が間近に迫ってきました。薬による初期療法を行っている人は、そろそろ準備を始めてもよいでしょう。

 先日、日本気象協会が全国・都道府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)を発表しました。スギ花粉の飛散開始時期に影響する1月下旬の気温から予測すると、今年の花粉シーズンは西日本と東日本では例年より早く、北日本は例年並みとなるとのこと。

 一方、スギ・ヒノキ花粉の飛ぶ量がピークになる時期は、例年並みの3月になる見込み。2月と3月の気温は全国的に平均並みか高くなる予想ですが、ピーク時期を早めるほどではありません。福岡の2月下旬〜3月上旬が一番早く、最も遅いのは金沢と仙台の3月中旬〜下旬となりそうです。

急に気温が高くなると、予測より早く飛び始めることも

 では、花粉の飛ぶ数の傾向はどうでしょうか。飛散量は、前年夏の気象条件が大きく影響します。そのため、昨年気温の高いところが多かった東日本と北日本では例年並みかやや多く、低温で日照時間が低く、雨が多かった西日本では、例年より少ないところが多くなるでしょう。

 なお、前年と比較すると、昨年の飛散数が少なかった北陸・関東甲信・東北地方では、2〜3倍になる見込みですので注意しましょう。一方、昨年の飛散数が例年よりも多かった九州・四国地方では、昨年より非常に少なくなる傾向にあるようです。

 花粉シーズンはもう目前。寒い日が続いていても、急に気温が高くなる日があると、予測より早く飛び始めることがあるといいます。細かく飛散情報を知りたい場合は、日本気象協会の「tenki.jp」の「飛散情報」などを参考にするとよいでしょう。(笹田久美子)

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