デジタル版スイスナイフ!充電にライトにUSB…スマホが潤う機能満載

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2015年02月22日 11:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

バッテリーにメモリー、キーファインダーやフラッシュライトなど、細かな機能をひとつにしたスマホ用マルチツールが最近目立つ。

デバイス1台でいろんなことができてしまうスマホには、やはりアクセサリーもそれなりに多機能でないと相応しくないのだろうか?

クラウドファンディングの『KickStarter』であっという間に資金調達を達成した『KiiTAG 2』もそのひとつだ。小型で取り回しもよく、しかも安価ときている。

充電からフェイクコールまでこなすマルチツール

『KiiTAG 2』は、USBで充電するタイプのスマホ用マルチ充電器。開発者は“スマホ版スイスアーミーナイフ”と表現している。その多機能ぶりをみてみると、なるほどその通りで、手のなかに収まってしまうほどの小さなデバイスで、実に様々なことができるのだ。

まずは、スマホのバッテリー機能。本体はUSBから充電可能で、容量は450mAhと小さめだが、緊急時には大変重宝するだろう。同じUSBを使って、メモリーとしても機能する。8BGと16BGが用意されており、スマホとのデータをやり取りできる点も見逃せない。

KiiTAG2 スマホバッテリー マルチツール

キーファインダー機能も付いている。『KiiTAG2』からスマホを探すせ、アプリを使えばスマホから『KiiTAG2』を探すのも簡単だ。基本的にはアラームで場所を特定するようだが、フラッシュライトも付いているので、暗い場所や音の出所がはっきりしない場合に使ってみるのもいいだろう。

KiiTAG2 スマホバッテリー マルチツール

最後はアプリから自由に設定可能なファンクションボタン機能だ。カメラのシャッターボタンとしても使えるし、偽の“呼び出し音”を鳴らすといったことも可能。Androidのみになるが、ボイスレコーダーやリモートでのコール対応などもできるそうだ。

もともと『KickStarter』での資金目標が20,000ドルだったところ、30日を残した時点で70,000ドル以上の資金獲得に成功。そのため予定を変更してゴールドやシルバーといったカラーバリエーションや、8GBと16GBをそれぞれ倍の容量に、さらに64GBの開発も目標にしているそう。バッテリーの容量ももしかしたら増えるかもしれない。

現時点では、40ドル+送料10ドルで8GBモデル、同じく50ドルの出資で16GBモデルの購入できる。


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いずれは家中のすべてのものが操作可能に?

冒頭で「……ここのところ目立つ」と申し上げたが、資金の集まり具合を見ても、出資者たちのこういったマルチツールへの期待感が伝わってくる。実際のところ、これだけ多機能なアクセサリーなら多少バッテリー容量が少なくともひとつは持っておきたい。

また、ファンクションボタンもポイントだ。機能を割り当てるというアイデアは古くから存在するが、順調にスマホにも対応してきているのは嬉しい。なによりも、きたるIoT時代に向け、こういった便利なアイデアや機能はほんのささいなものでもいいから形にしていってほしいものである。

いずれ、身の回りのあらゆるものがスマホひとつで操作可能になり、それを支えるのもこういったマルチなツールになるのかもしれないのだ。

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