「薬を飲む」「ひたすら我慢する」人でも、半数は最終的に歯医者へ
なんとなく歯が痛いとき、歯医者に行こうかどうか迷ったことはありませんか。できれば歯医者に行きたいけれど、仕事などが忙しく、なかなか都合がつかないこともありますよね。軽い頭痛や風邪ならば、市販薬で対処することもできますが、歯の痛みはなかなか消えにくいものです。
株式会社EST Docが、全国の男性100人を対象に「歯が痛いときの対処法」を尋ねたところ、「我慢をせず歯医者に行く」という回答がもっとも多くなりました。その一方、「薬を飲む」「ひたすら我慢する」という回答も多くみられ、「我慢する人」を合計すると約6割を占める結果に。しかし、いくら我慢できるとはいえ、最終的には「我慢する人」も、その半数は歯医者に行っているようです。
痛み=進行してしまっている場合が多い
最終的には、歯医者に行く人が多いとはいえ、一定数の人は、歯に痛みを感じてもすぐには病院に行かないことがわかりました。そもそも、歯の痛みは我慢してもよいものなのでしょうか。今回の調査にコメントを寄せている「むしが歯科」の虫賀雄一郎先生は、「痛みが出た時には既に神経まで虫歯が進行してしまっている場合が多い」とコメント。しかし、進行しているからと言ってあきらめず、早めに受診するよう勧めています。
近年では、虫歯や口内環境の悪化が全身の疾患につながるという報告もあり、お口の健康に気を配る人も増えています。虫歯かなと思ったらすぐに歯科を受診するのはもちろんのこと、歯ブラシやフロスを使った日ごろのお手入れで、まずは虫歯にならないことを目指しましょう。(笹田久美子)
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