やっぱりノーパンがイイ!もう何も怖くない次世代タイヤ

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2015年03月04日 17:30  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

“どこでもドア”があったら……と願いたい気持ちもわかるが、実際のところ実現は難しい。

だが、無理を承知で少し想像してみると、まず鉄道会社や自動車産業が大打撃を受ける。少なくとも筆者は車には乗らなくなる。そして不動産にも大転換が起こるだろう。大切な人と田舎で静かに暮らしながら、仕事は都会で、なんていう夢を持つ人が多いからだ。

考え出したらキリがないが、とにもかくにも大発明というものは、今までの常識を一変してしまうようなインパクトがあるものだ。韓国のとある会社の発明も、私たちの生活のなかの“ほんの些細な部分”を劇的に変えてみせた。もうこの先、タイヤのパンクはなくなるかもしれないからだ。

夢のメンテナンスフリータイヤ『Aithe1.1』

『Aithe』は、韓国の企業Tannus(タンナス)が開発した自転車用タイヤだ。なんと空気のいらないノーパンクタイヤ。チューブをなくす代わりに、特殊な素材で中を埋めただけというシンプルな構造だが、メンテナンスフリーの次世代タイヤになり得る。

ノーパンクタイヤ Tannus Aither

『Aithe』シリーズは「パンクの悩みをなくしたい」という願いのもと、10年の歳月をかけて開発された、まさに私たちの常識を一変してしまう大発明だった。すでに2011年から販売を開始しているが、この度『Aither 1.1』にアップグレード。

特徴はまず、タイヤ+チューブという組み合わせでないため、とても軽量な点だ。にもかかわらず、走行中の耐久性や転がり抵抗、スリップ性能を従来のタイヤにより近い形で実現している。

価格も1本5,000円〜と非常にリーズナブル。もちろん、これまでのリムで使用が可能だ。必要なら、今すぐにでも取り替えて使えるようになっている。

Aithe1

車にせよ、自転車にせよ、タイヤは一つ間違えれば大事故につながりかねないとても大切なパーツだ。いくら画期的だとはいえ、全く新しいものを持ち込むのは容易なことではないだろう。

しかし、国内でもすでに数十社ほどが取り扱いを開始しており、認知度が高まれば一気に普及する可能性がある。公式サイトで紹介されている“釘が串刺しになった”写真も大変印象的だ。

繰り返すが、この先、本当に自転車(もしかしたら車も?)のパンクやメンテナンスの心配がなくなるかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • これって高温のアスファルトを走れるのかな?溶けはしないまでも、変形はすると思う。
    • イイネ!1
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