音を骨に直接伝えるだと?イヤホンなしで音楽が聴ける次世代サングラス

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2015年03月10日 17:50  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

他の企業に先立って、ウェアラブルデバイス市場に強烈にアピールした『Google Glass』が不評に終わってしまったのは、明らかにデザインに問題があったからではないだろうか。

メガネのように装着し、様々な情報を映し出すデバイスのアイデアは昔からあったが、実際に見てみると本当に使うかどうかは疑わしかったのだ。やはり、映画やアニメの主人公が使うアイテムで、日常生活で装着するにはまだまだ受け入れの体制がこちら側にはない。

では、私たちが普段使っているデザインならどうだろうか? 見た目はそのままに、様々な機能が備わったサングラスがクラウドファンディングサイト『Kickstarter』で人気となっている。

骨伝導技術を搭載し音楽が聴けるサングラス

『Buhel SOUNDglass』は、サングラスのデザインそのままのウェアラブルデバイスだ。名前の通り音楽を楽しむことが可能だが、イヤホンやイヤーパッドなどはない。

BuhelSOUNDglass

実は骨伝導技術を搭載しており、耳にかけるだけで音楽や電話ができるようになっている。イヤホン等で耳の穴を塞ぐこともないので、ランニング中や運転中なども安心だ。スマホとBluetoothで接続して使用する。

また、GPSを使ってグラスに地図を映し出すといったことも可能だ。骨伝導によるサウンド機能までならまだしも、ここまでくると“ウェアラブルデバイス”といってもいいだろう。

防水仕様で、USBから充電を行い4時間の通話・音楽再生が可能だ。通話をするたびにこのサングラスをかけるのはさすがにちょっと無理がありそうだが、特定のシチュエーションなら十分活躍してくれそうである。


動画を別画面で再生する

改めて感じるデザインの重要性

クラウドファンディングサイト『Kickstarter』では、目標額8万ドルのところ、すでに35万ドルを越えている。一見普通のサングラスという点と、グラス部分に地図を投影するという機能に海外の投資家たちは可能生を感じたのかもしれない。やはり、日常で使うものにはなるべく違和感のないデザインであってほしい。

また、骨伝導技術を搭載したという点も非常に気になるところだ。今後のウェアラブルデバイス市場ではもしかするとメジャーなものになっていくかもしれない。

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