無限に使える!? iPhoneと簡単同期できる魔法のノートブック

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2015年03月11日 17:30  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

デジタルデバイスが進歩し、我々の情報の取り扱いはインプットかアウトプットかに限らず、あらゆる場面でデジタルデバイスを活用している。しかし、どうしても手書きのメモはなくなることはない。

手書きというアナログな手段は、直感的であり、曖昧なままでも表現することができ、なにより素早いからだろう。そのため、いくつかのデジタル機器やアプリケーション、あるいはクラウドサービスなどは、手書きの書類を保存できる仕組みを提供してきた。

そこに新たに加わったのが『Rocketbook』だ。クラウドに保存できるだけでなく、なんと書いた内容を電子レンジでチンすると、リセットできるというユニークな製品だ。

手書きの情報を手軽にクラウドへ送信

『Rocketbook』を簡単に紹介すると、特殊な機器を使用しなくても、手書きでメモしたノートの内容を、簡単にクラウドに蓄積するためのノートとペンのセットだ。

Rocketbook概念

『Rocketbook』では専用のノートとペンを使うが、ノートの使い方は従来のノートと同じで、文字でもイラストでも自由に手書きで書き込んでいけば良い。

ただ、専用アプリを使うことで、『Rocketbook』に書き込まれた情報はクラウドの様々なサービスに転送して蓄積することができる。

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『Rocketbook』には、簡単にクラウドと同期させる仕掛けが施されている。また、ユーザーが創造性を発揮させやすいように、ドット・グリッド・パターンが印刷されている。そのため、テキストやスケッチ、デザインなどが書き込みやすく工夫されている。

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また、『Rocketbook』の各ページの下部には、7つのアイコンが印字されている。

このアイコンをマーキングするだけで、そのページに書き込まれた情報を希望するクラウドサービスに送信できるのだ。例えば、『Dropbox』、『Evernote』、『Googleドキュメント』などである。

Rocketbookのアイコン

ノートを電子レンジでチン?

そして『Rocketbook』の大変ユニークな機能は、使い切った『Rocketbook』を簡単にリセットできることだ。

『Rocketbook』には専用の『Pilot FriXion pen』で書き込むが、このペンは熱に反応する特殊なインクを採用している。そのため、『Rocketbook』のページを使い切ったら、なんと電子レンジでチンするだけで、全てのページが真っ白に戻り、『Rocketbook』は新品同様にリセットされる。

内容は既にクラウドに保存されているので、何度でもリセットして使うことができる。『Rocketbook』に書き込まれた内容を正確・簡単にクラウドに送信するアプリは、iOSとAndroidの両方で無料となっている。

やはり手書きのほうが創造性が発揮できるんだよね、という人には、『Rocketbook』は非常に便利なノートブックではないだろうか。

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