IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道、521系中心に運行開始! 新デザインも

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2015年03月15日 06:02  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

北陸新幹線長野〜金沢間開業にともない、旧JR北陸本線金沢〜直江津間は第3セクター鉄道3社に経営移管され、14日から営業運転を開始した。うちIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道では、JR西日本から譲渡された521系などが運用される。


IRいしかわ鉄道は石川県内の区間(金沢〜倶利伽羅間)、あいの風とやま鉄道は富山県内の区間(倶利伽羅〜市振間)を引き継ぎ、開業した第3セクター鉄道。金沢〜富山間を中心に両社の相互直通運転が行われ、IRいしかわ鉄道金沢〜津幡間ではJR七尾線の列車も乗り入れる。あいの風とやま鉄道の列車は一部を除き、泊駅にてえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの列車と接続を行う。


IRいしかわ鉄道は521系を5編成所有し、うち2編成は新造車両。開業初日は新造車両2編成を連結し、開業記念のヘッドマークを掲出しての運行が見られた。同社の521系では、コーポレートカラーの空色に加え、アクセントカラーとして編成ごとに異なる5色を採用するという。この5色は石川の伝統工芸にちなんだ色とされ、14日にデビューした2編成には「赤・臙脂系」「黄・黄土(金)系」がそれぞれデザインされた。


あいの風とやま鉄道は全21編成を所有し、うち16編成は521系、5編成は413系で運行される。521系では新たな車両デザインが採用され、車体側面のカラーが海側・山側で異なるのが特徴。海側は富山湾のブルー、山側は富山県の自然を表現したグリーンを採用し、ロゴマーク風のラインが施された。同社の413系はおもに朝夕の通勤時間帯に運用され、将来的には新型車両への更新が予定されているという。


開業初日の金沢〜富山間では、新デザインの車両の他に、JRマークを消した従来デザインの521系も多く見られた。これらの車両も順次、両社の新デザインに変更されるものとみられる。なお、金沢〜泊間では16日から、ホームライナーの役割を持つ列車「あいの風ライナー」を平日限定で運行開始。上下計6本設定され、上りは朝に泊発金沢行を1本、夕方以降に泊発金沢行と泊発富山行を1本ずつ運転。下りは夕方以降、金沢発泊行の列車を3本運転する予定となっている。



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