3月10日に、台湾の『トランセンド』はGPSとWi-Fiを内蔵したフルHD録画(300万画素)が可能なドライブレコーダー『DrivePro 220』を発表した。スマートフォン用に無料アプリが用意されており、アプリでドライブレコーダーの記録を確認することもできる。
常に位置情報を取得しているドライブレコーダー
『DrivePro 220』は300万画素のCMOSセンサーとF値1.8の大口径レンズによりフルHD録画が可能で、赤外線フィルタを搭載したことで、夜間の撮影も強化されている。また、広角130度のワイドアングルで左右の映像もカバーできている。
そして大きな特徴は、GPSを搭載していることだ。このことによって、『DrivePro 220』は常に位置情報と時刻を取得しており、トラブルが起きてレスキューを呼ぶ際に居場所を伝えることが容易になっている。
常に位置情報を取得しているため、スマートフォンの無料アプリを利用すれば、走行ルートを地図上で確認することができる。16GB microSDHCカードが付属しているので、最大120分のフルHD録画も可能だ。また、Wi-Fi接続が可能なので、専用アプリを使えば本体の各種設定を行うこともできる。
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しかも、『DrivePro 220』は事故が起きたときのことだけでなく、防ぐ機能も搭載されている。それが車線逸脱防止支援システムと前方衝突警報システムだ。
車線をはみ出した場合や、前方の車との距離が近付きすぎると、警告音で知らせてくれる。
監視するのは走行時だけでは無い
以上、走行時の機能について紹介したが、『DrivePro 220』は駐車時にも作動することができる。
3軸タイプのGセンサーとバッテリーを内蔵しているため、駐車時に車への衝撃などの異変を感知すると自動録画が開始され、駐車監視録画機能が作動するのだ。
これで駐車時の当て逃げなどの証拠を押さえることができるかもしれない。現時点では日本での発売価格や発売開始日が不明だが、人気が出そうなドライブレコーダーだ。
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