![](https://news-image.mixi.net/article/218/218_20150318_98650_002.jpg)
ビジネスパーソンにとって、次のチャンスにつながることも多い顧客や取引先から受け取った名刺。手元にある名刺を、ベストなタイミングで有効に利用するためには、効率的で使いやすい管理が肝要だ。相手に連絡を取る機会があっても、名刺がどこにあるかわからない、どの人だったか思い出せないでは、資産を十二分に活用できているとはいい難い。
そこで注目が集まっているのが、先日公開された“名刺をしまうだけで内蔵スキャナによってデジタル化してくれる”名刺入れ『ケースキャン』だ。
データを読み取り即座にアップロード
『ケースキャン』は名刺を入れるだけで内蔵されているスキャナが名刺を読み取り、クラウドへデータをアップロードしてくれるという全ビジネスマン垂涎のガジェット。データを読み取った名刺はそのままケースにストックできるので、ひとつあれば従来の名刺入れは不要だ。
業務プロセスや仕事環境の不便さをなくし、より楽しく働ける未来を創ることを目指す、リクルートキャリアのチャレンジプロジェクト『カクシン』で公開されている。名刺といえばビジネスマンの必需品のひとつだが、多くの人の頭を悩ませるのが管理方法。この“大事だけれども面倒”という名刺管理を解決できないか、という思いから生まれたのが『ケースキャン』だ。
![名刺入れ スキャナー ケースキャン](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/03/casecan1.jpg)
本体搭載のディスプレイから検索が可能
名刺に記載された企業名や名前、電話、メールアドレスなどの情報を自動でデータ化するため、これまでの管理アプリやソフトで必要だった撮影、スキャナでの取り込みといった作業も必要ない。デジタル化した時期が登録されるので、名刺を見ても受け取ったシチュエーションが思い出せない、といったこともなくなりそうだ。
|
|
![名刺入れ スキャナー ケースキャン](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/03/casecan3.jpg)
データ化した名刺データは『ケースキャン』本体搭載のディスプレイから検索が可能。外出先で必要になった時も重宝することだろう。もちろん、データはクラウド上で管理されるため、スマホやPCでの閲覧、データ活用も可能になっている。
ほかに、テンプレートの挨拶文やオリジナルで登録しておいた定型文をデータ化されたアドレスに送信できる機能も嬉しい。別れてからすぐに、簡単にお礼メールを出せるため、細やかな気遣いのできる人物として相手の記憶に残ることができるかもしれない。
面倒で煩雑な作業を驚くほど簡単にしてくれるこの『ケースキャン』。現在はコンセプト段階だが、早くも製品化が待ち遠しい。興味のある人は、『カクシン』のサイトから“ほしい!”の登録をしてみてはいかがだろうか。