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日本生まれのKUMONが世界で評価されているワケ ―― 南アフリカの教室から

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2015年03月19日 10:31  MAMApicks

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南アフリカ最大都市・ヨハネスブルグ郊外の住宅街にある公民館に、午後2時を過ぎると続々と子どもたちが集まってくる。

近隣の学校制服に身を包んだ子どもたちの人種はさまざまだが、手にしているのは皆同じ、“KUMON”と書かれた水色のバッグ。そう、ここは南ア国内に約230か所ある公文式教室のひとつなのだ。

延べ約2万人が学ぶという南ア公文の中でも、多くの駐在員子弟が通うアメリカンスクールや、名門私立校に近いこの教室の最大の特徴は、4歳から高校生まで約80人いる生徒の半数近くが、外国籍であること。自国の教育レベルとのギャップに不安を抱える外国人の保護者にとって、南アでも広く展開しているKUMONが、駆け込み寺のような存在になっている。


数字の書きとりに励んでいたのは、アメリカ人の男の子。昨年10月に4歳になってすぐ、KUMONを始めたという。男の子のママは、「アメリカに住んでいる時から公文の名前は知っていて興味はあった。南アでは現地の幼稚園に通わせているけど、読み書きや数字の勉強をまったくやってくれないのよね。アメリカでは読み書きや足し算を教えてくれる幼稚園が多いので、このままだと帰国してから困ると焦ってしまって……」と、公文を始めた動機を語る。

この半年で、100までの数字を理解できるようになってきたと手ごたえを感じている。実は、近々スイスに転勤することが決まったというこの親子。「楽しんでKUMONに取り組めているので、スイスでも続けていきたい。引っ越し先がKUMONのある国で良かったわ」と喜んでいる。さすが、世界48ヵ国に展開するというKUMON。世界を股にかけるグローバルファミリーの心強い味方である。


ヨハネスブルグ屈指の進学率を誇る私立一貫校の付属幼稚園に通う6歳の女の子は、中部アフリカのコンゴ民主共和国出身。小学校進学を来年に控え、今年からKUMONに通い始めた。「自信を持って小学校生活をスタートさせたくて、入学準備の一環としてKUMONを選んだ。日本人は数字に強いというイメージがあるから、日本生まれのKUMONに期待している。毎日継続してプリントをやるメソッドが気に入ったわ」とママ。算数と英語の2教科で約1万円の月謝は、南アの他の習い事と比較しても高額の部類に入るが、「子どもの教育はプライスレス。効果を考えると高いとは思わない」と話す。

15年前からこの教室を運営するキャサリン・ウォーンバックさんは、「公立、私立学校を問わず、南アの学校での算数・数学教育に満足できない保護者の受け皿としての機能が、私の役割。KUMONの指導者として、世界何ヵ国もの子どもたちと出会えるのは本当に素晴らしいこと。自分の息子たちも含めて、KUMON経験者はどの子もとてもサクセスフルよ」と話す。

現地の子どもたちの学力の底上げだけでなく、自国と海外を行き来しながらグローバルに成長する子どもたちの教育支援にも、40年以上かけて培ってきた公文の世界戦略が活かされている。

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恩田 和(Nagomi Onda)
全国紙記者、アメリカ大学院留学、鉄道会社広報を経て、2010年に長女を出産。国内外の出産、育児、教育分野の取材を主に手掛ける。2012年5月より南アフリカのヨハネスブルグに在住。アフリカで子育て、取材活動を満喫します!

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