悩みを話すことで相手との距離が縮まる?
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年を重ねると気になり始める頭髪の悩み。鏡を見るたびにドキッとしている方も多いのではないでしょうか。また、男性の場合、周りの女性からどう思われているのかも気になるところです。そんな時は思い切って悩みを打ち明けてしまったほうが、女性たちのウケはいいようです。
株式会社資生堂が20〜30代の男性2,900人、女性500人を対象に行った調査によると、女性の約4割は、男性から頭髪や頭皮の悩みや心配ごとを相談された経験があることが判明。そのうち約8割は、相談することは「良いことだと思う」と回答しています。
スカルプケアについても同様に、じつに約9割の女性たちが、「応援したい」「見守りたい」と考えているようです。さらに、周りに相談せず、一人でスカルプケアに取り組む男性に対して、「打ち明けてくれたほうがうれしい」「配偶者や恋人には相談してほしい」と、相談を待っている女性もいました。
また、周りの人に頭髪の悩みを打ち明けたことがある男性の約7割は、悩みを打ち明けたことで「コミュニケーションが円滑になった」と回答。頭髪の悩みをオープンに話すことで、相手との距離が縮まったといいます。
30歳でスカルプケアを始める人が多数
調査では、頭髪に不安をもつ男性たちに、頭髪の悩みが気になりだした年齢についても質問しています。それによると、多くの男性が「20歳」や「30歳」といった節目の年を挙げていました。一方、具体的なケアが必要だと感じた年齢や、具体的なケアを始めた年齢は、「30歳」という声が多数。多くの男性は20歳前後で頭髪や頭皮が気になり始め、30歳になるとケアの必要性を感じ、同時にケアを開始しているようです。
資生堂の仲西城太郎主任研究員は、今回の調査について、「若いときからスカルプケアを行うことは、若々しい髪を維持していくために大切なこと」と、コメント。仲西研究員によると、健やかな髪を育むためには、まずふだんのシャンプーの仕方を見直してほしいとのこと。「しっかり洗う、十分にすすぐ、きちんと乾かす」という3原則がシャンプーの基本だとしています。
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なかなか打ち明けにくい頭髪の悩みですが、ひとりで悩んでいてはそのストレスで余計に抜け毛を増やしてしまう可能性も。身近な人に相談したり、気になったらためらわずにスカルプケアを始めてみるなど、早めの対処がよいかもしれません。(笹田久美子)
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