マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督は、同クラブでの指揮を最後に引退すると、イギリス紙『テレグラフ』のインタビューで明かした。
2014年夏に3年間の契約でマンチェスター・Uの指揮官に就任したファン・ハール監督。1951年生まれで63歳の同監督は、家族との時間を優先するため、現クラブを退任したら監督業を引退する考えを明かした。
ファン・ハール監督は、「私はもう年を取っている。これが最後の仕事になるよ。確信している」と明言すると、「自分の子供や孫、そして妻のことを気にかけないといけない。そうあるべきだよ。今はそれが無理だからね。例えば、孫の誕生日に一緒にいてあげられなかった。私はそのようなことを良いと思わないからね。(自身の仕事について家族は誇りに思っているが)彼らはさみしく思っているよ」と理由を説明している。
ファン・ハール監督は、アヤックスやバルセロナ、オランダ代表、AZ、バイエルンの指揮官を歴任し、2012年7月に2度目のオランダ代表監督に就任していた。アヤックス時代には、1994−1995シーズンのチャンピオンズリーグ制覇やリーグ3連覇を達成。バルセロナ、AZ、バイエルンでもリーグ優勝に導いていた。
マンチェスター・Uは、今シーズンのプレミアリーグ第29節終了時点で4位。次節は22日にリヴァプールとのアウェーゲームに臨む。