ナイキ 29年前に描かれた「エア マックス」の原案を再現

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2015年03月20日 16:02  Fashionsnap.com

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エア マックス ゼロ Image by: ナイキ
「ナイキ(NIKE)」が、「エア マックス ゼロ」を発表した。「エア マックス 1」が誕生する前に、シューズデザイナーのティンカー・ハットフィールド(Tinker Hatfield)が描いた原案を現代のイノベーションにより再現。国内では3月22日からnike.comで先行販売される。

ナイキ、エアマックス1の原案を再現の画像を拡大

 「エア マックス ゼロ」は、「ナイキ エアがどのようなものなのかを世界中に見せられる、刺激的で新しいランニングシューズをデザインするべきだ」という意思のもと、ティンカーがビジブルエアのスケッチを始めた頃に描いた原案がもとになっている。パリのポンピドゥセンターのデザインに刺激を受け、ビジブル エアのコンセプトを画期的なランニングシューズとして表現したティンカーだったが、当時は画期的なデザイン性と生産性が伴わず改良を余儀なくされたという。
 29年の時を経て、ナイキ・アーカイブ部門に眠っていたスケッチをナイキスポーツウエアのデザインチームに発見されたことをきっかけに「エア マックス ゼロ」の開発がスタート。「エア マックス1 ウルトラ モアレ」に使われたファイロンのアウトソールやフューズ製法のアッパーなどの最新のイノベーションを融合することで、ティンカーが描いたデザイン画を蘇らせている。
 ティンカーは「現代の素材や製法が生かされていますが、それによってやっと出来上がったのだと思います。凄く気に入っています」とコメント。国内での一般販売は、エア マックス デーの3月26日にナイキ原宿とナイキ大阪をはじめ、ナイキスポーツウエアの一部取扱店舗で展開される予定だ。

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