【ドローン総まとめ】スピード型、変形型、水陸両用型、ボール型…どれがイイ?

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2015年03月21日 11:30  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

いまやドローンは百花繚乱。毎日何かしらのニュースが舞い込むほどポピュラーになってきている。そのなかでただのマルチローターのヘリコプターとして飛ぶだけではなく、色々な工夫や特徴をもってきているものが多くなってきた。

そこで今回は、各特徴をもったドローンをまとめて紹介する。

時速100kmの高速飛行型

速度を兼ね備えたドローンはこちら、『X PlusOne』。垂直離着陸する場合には4つのローターを通常のクワッドコプターのように利用するが、ひとたび浮上して水平飛行に移ると、飛行機のように高速に飛び回ることが可能だ。その最高速度は100km/hといわれている。

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空中で“トランスフォーム”するVTOL型

前述の『X PlusOne』は離陸後水平飛行することで高速飛行を可能としたが、このVTOL(垂直離着陸機)ドローン『SkyProwler』は逆に飛行機にクワッドコプターのようなリフト用プロペラを装着することでVTOLを可能とした。このリフト用プロペラとランディングギアは浮上後には機体内に格納でき、飛行時の空気抵抗を減らすことで効率のよい飛行が可能だ。

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ドローンを超える空撮が可能な“気球凧”型

クワッドコプターの弱点は、その浮上力をすべてモーターの回転力に依存している点で、そのため飛行時間に制約がでてしまう。ただ浮くだけなら別にモーターではなく、昔からある気球、飛行船という形も有効だ。

そんな発想から生まれたのがヘリウム気球と凧を合体させた『Helikite』である。『Helikite』ではマルチコプターが不得意な強風下でも飛行が可能で、また墜落のリスクが少なく安全性も高い。

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防御しながら飛行するボール型

飛んでいるから墜落する、ならばそもそも墜落しても問題ない形状にすればいいじゃないか、という逆転の発想のボール型ドローン『GimBall』。二重反転プロペラを装備し、周囲をゲージで囲ったまるでサッカーボールのような形状で、どんな障害物にぶつかっても平気。狭い室内や入り組んだ通路でも使用可能なのが特徴だ。

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マリンスポーツも撮影できる完全防水型

ドローンの墜落のなかでもっとも気になるのが水没。水の上での撮影は通常の墜落リスクに加え、沈没による機体ロストや電子機器のショートにより“撮影したデータ”をも失ってしまうリスクが高いもの。

それならば完全防水にしてしまえばいいだろう、と登場したのが『Splash Drone』である。『Splash Drone』であれば水上から離水でき、水辺やマリンスポーツの撮影を安心して行うことが可能だ。

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超音波センサーで位置を把握できるホバリング型

ドローンの正確なホバリング、これはGPSの精度のたまもの。しかしGPSが使えない室内では、その特長を生かすことができないのが課題であった。『eXom』はGPSだけではなく、超音波センサーとビデオカメラによる画像解析から位置を正確に把握することが可能。つまりGPSが届かない室内であっても、ドローンの美点である正確にホバリングすることを実現した。

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いかがであっただろうか。ドローンのテクノロジーは日進月歩であり、今後もさらに様々な特徴をもったドローンが出現しそうだ。引き続き注視していきたい。

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