車のスマートキーが自宅ドアにもあれば便利だなぁ…あるの!?

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2015年03月25日 20:20  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

自動車のスマートキーには様々なアシスト機能や防犯機能があり、大変に便利だ。この便利なスマートキーを、住宅のドアにも応用すればよいと思っていた人はいるかもしれない。

それが、実際に販売されることになった。発売するのはトヨタホームなので、然もありなん、と思わずにはいられない。自動車のスマートキー同様、ノブに触れるだけで施錠や解錠ができるのはもちろんのこと、自動車のスマートキーよりも進んだ機能を持っているようだ。

使い勝手の良さと防犯機能を強化

それでは、トヨタホームが発売する『ラ・ロックII』の特徴を見てみよう。

まず、これはオプションだが、『ラ・ロックII』を使用すると、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるITによる住宅管理システムにより、外出先からでもスマートフォンで自宅の鍵の状態を確認できる。

例えば、外出してから鍵がかけられているかどうかが気になった場合は、スマートフォン上で確認でき、もしかけ忘れていれば、遠隔で施錠することも可能だ。また、外出中に自宅の鍵が解錠されると、メールで知らせてくれるので家族が帰宅したことを確認できる。

スマホと連携

次に、自動車のスマートキー同様、キーを持っていれば取り出さなくても、ドアハンドルのタッチセンサー部に触れるだけで施錠や解錠ができる。これは手袋をしていても、雨で濡れている状態でも問題なく動作する。

施錠

そして防犯性についても強化されており、ドアハンドルに2つある鍵穴の内、一方がピッキングされたとしても、もう片方が解錠されなければ自動的に施錠されてしまう。しかもキー自体の暗号技術は自動車と同じレベルの暗号技術が採用されているため、不正なキーの複製を防ぐことができる。

ところで、停電してしまったらどうなるのだろうか。そのような時は、キーに内蔵されているメカニカルキーを使えば、問題なく施錠も解錠もできる。

テクニカルキー

さらに、利用者へのアシスト機能として、音声ガイドとLED表示がある。施錠時や解錠時にはアナウンスが流れるだけではなく、例えば電子キーの電池交換が必要になると教えてくれる。

まだある。置き忘れ防止機能と人感センサーの防犯機能により、室内にキーを忘れて出かけようとしたり、キーを持った住人が室内にいるときに何者かが鍵を開けようとすると、音声で知らせてくれるのだ。

住宅を購入するときには鍵にもこだわろう

はじめて自動車のスマートキーを使ったときは、その便利さに感動したが、この技術が住宅にも活かされようとしている。

トヨタホームは『ラ・ロックII』を2015年4月25日から発売開始するとしているので、これから家を持とうと予定している人は、間取りや日当たりなどの他に、住宅の鍵についてもオプションが増えていることを知っておいたほうがよいだろう。

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