意外と知らない!?家庭での“正しい”血圧の測りかた

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2015年03月27日 12:00  QLife(キューライフ)

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血圧は「心臓と同じ高さ」×「上腕」で測るのが基本

 生活習慣病の予防に、家庭でも測定できる数値に体重と血圧があります。日々の生活習慣や見た目と連動する体重とは異なり、血圧は目に見えず、さらに測る状況や時間帯によって数値が異なるので、いったい何が正しい数値なのか、困惑してしまうことも。しかし、血圧測定の結果がバラついてしまう原因の1つに、「正しい測りかたで行っていない」ことがあるかもしれません。

 現在、市販されている血圧計の種類はさまざま。なかには、指先や手首で測るタイプもあります。日々の血圧変動の様子を調べるならば、そのタイプでも構いませんが、正確な数値を知りたい場合は、やはり、病院や検診と同じ、上腕で測るタイプの血圧計をおススメします。というのも、指先では上腕の血圧よりも、数値が極端に高くなったり低くなったりする場合があるからです。

朝晩2回、同じ時間&同じ条件で。2回ずつ測ってその平均値を記録する

 では、どのように測定するのが良いのでしょうか。血圧は1日の中で変動していて、一般的に睡眠時に最も低く、日中にかけて上昇し、夕方以降に下降します。そのため、できるだけいつも同じ時刻に測ること、可能ならば朝晩の2回測定することが望ましいです。

 朝は、起きてから1時間以内を目安に、排尿後かつ朝食前に。お薬を処方されている方はお薬を飲む前に測りましょう。夜は寝る前に。どちらの時も測る前は安静にしておきましょう。静かで適当な室温の環境で、上腕部と心臓が同じ高さになるようにしましょう。また、測定前の飲酒、喫煙、カフェインの摂取は控えましょう。

 これらを実践することで、同じ条件で血圧を測定することができ、血圧変動の推移が分かりやすくなります。もし、このほかに不安な点や疑問などがあれば、かかりつけの医師や看護師さんに聞いてみてはいかがでしょうか。(QLife編集部)

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