月経前にできることが多い周期ニキビ
大人の肌にできる大人ニキビ、「顔の同じところに何度もできちゃう・・・」と思ったことはありませんか。そんな「周期ニキビ」に悩む女性は多いようです。ポーラ・オルビスグループのオルビス株式会社が25〜35歳の女性会社員500名を対象に「ニキビケア」について調査したところ、半数以上が「同じような場所にできる」と回答。できやすい箇所としては、「あご」（59％）や「頬」（36％）、「口まわり」（28％）が挙がりました。
しかも、ニキビができるタイミングについては、半数以上が「月経前にできる」とし、約4割の女性は「2週間から1か月に1回」という周期でできていることが明らかに。「治りにくい」のが悩みと回答した人も約3割いたことから、どうやら、「同じ場所」に「繰り返し」でき、しかも「治りにくい」のが、周期ニキビのやっかいなところと言えそうです。
ニキビの原因についても聞いたところ、1位は「ホルモン周期（月経など周期的なもの）」（60％）、2位が「仕事のストレス（忙しさ、仕事内容、人間関係など）」（52％）。身体面と精神面の両方が周期ニキビの原因になっているようです。
ニキビがストレスで仕事にも影響
では、ニキビができることで、女性たちの心にどんな変化が起きているのでしょうか。この質問には、「ストレスを感じる」「憂うつになる」など、ネガティブな気分になってしまう女性の声が続出。また、半数弱の女性が「仕事のモチベーションが下がる」と回答していることから、仕事にも悪影響が出ているようです。
一方、全体の約7割の女性がふだんからニキビケアをしていないことも判明。その理由として、「月経前などの特定の期間に一時的に気になるだけだから」という回答が37％で最多でした。「ニキビができていないときのニキビケアの方法が分からない」（25％）、「ニキビができていないときのニキビケアは不要だと考えている」（23％）などの回答も上位に入りました。
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今回の調査では、ニキビが心理面だけでなく仕事にまで悪影響を与えることがわかりました。しかし、日常的にできているわけではないため、ニキビに対して普段からケアをする意識は薄いようです。ニキビや肌荒れの原因は、個々人によって異なります。まずは規則正しい生活を心がけたり、食生活を見直したりするのが良いでしょう。それでも改善がみられない場合は、皮膚科など専門医に相談してみてはいかがでしょうか。（月乃雫）
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