およそ6割の人が疲れぎみ、20〜50代の女性では7割以上
仕事や家庭になにかとストレスを感じてしまう現代社会。普段の暮らしに疲れを感じる人も多いようです。そんなときの手軽な疲労回復の方法として、栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んでいる人もいるでしょう。こうした日常生活での疲れや、栄養ドリンク・エナジードリンクに対する意識調査を株式会社プラネットが実施しました。
まず生活の「疲れ」について質問したところ、「とても疲れを感じている」「やや疲れを感じている」人は、合計で63.1％。なかでも20〜50代の女性の70％以上は「疲れている」と回答しました。女性の社会進出に伴い、疲労の度合いも高まっているようです。
栄養ドリンクとエナジードリンクの違いって？
では、どのような人が栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んでいるのでしょうか。月に1回以上は栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んでいるのは、男性で30.7％、女性で24.8％と男性の方がやや多く、「20代男性」で41.6％、「30代男性」で36.0％と、比較的若い世代の男性に好まれていることが分かりました。
また、「どんなときに飲むか」という質問では、「疲れたとき」（57.3％）がトップ。「風邪気味」（30.5％）、「体調が悪い」（29.6％）と続きます。期待する効果は、「疲労回復」（80.3％）、「体力回復」（51.5％）、「栄養補給」（37.0％）という結果でした。
なお、今回の調査では、栄養ドリンクは「医薬品」と「医薬部外品」に分類されているものとしています。代表的な栄養ドリンクには、タウリンが含有されており、アルコール分解を早める作用や、胆汁酸の分泌を促してコレステロールの排出を助けるなどの効能が期待できます。一方の清涼飲料水には、こうした成分は含まれていません。
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しかし、エナジードリンクは、炭酸やカフェインによって気分をすっきりさせる力があります。ご自身の体調や好みに合わせて、栄養ドリンクを飲むのか、はたまたエナジードリンクを飲むのか、判断するのがよいでしょう。（笹田久美子）
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