指揮官離脱の緊急事態…巨人・川相ヘッドが345日ぶりの指揮

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2015年04月15日 17:20  ベースボールキング

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 巨人は15日、原辰徳監督のインフルエンザ(B型)感染を発表。当面は自宅で静養し、復帰までの間は川相昌弘ヘッドコーチが指揮を執ることになった。

 原監督は「チームに迷惑をかけますが、しっかりとインフルエンザを治し、万全の体調でチームに戻りたいと思います」とコメントを発表。具体的な復帰時期などは未定であるが、今日からのDeNA戦2試合はもちろんのこと、週末に甲子園で行われる阪神との3連戦も指揮官不在で挑むことが濃厚だ。

 代わって指揮を執る川相ヘッドコーチは、原監督が私用のためチームを離脱した昨年5月5日の中日戦以来、345日ぶりの指揮となる。

 この時は序盤に2点のビハインドを背負う展開も、4回に坂本勇人の二塁打と長野久義の犠飛で追いつき、5回に相手のエラーで決勝点を得て逆転勝ち。エースの菅野智之が7回2失点と好投し、その後は西村健太朗、山口鉄也、スコット・マシソンの方程式を巧みに用いて1点リードを守り抜いた。

 ちなみに、この試合で犠打を指示したのは一度。4回無死一塁から9番の菅野に命じたもので、その犠打が後の同点劇へとつながっている。

 結局公式戦での采配はこの1度だけであるが、“勝率10割”を誇っている川相ヘッド。好調・DeNAにライバル阪神と、敵地でタフな連戦が続くところではあるが、“世界の犠打王”はこのピンチを乗り切り、原監督が帰ってくるまでの間に逆襲のお膳立てをすることができるだろうか。

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  • 試合は金城の恩返し弾で勝利。 主力にインフル感染してないことを願う。
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