イベントやビジネスでも活躍するか?「パッと」駐車できる次世代のスマート駐車サービスが登場

0

2015年04月16日 19:30  FUTURUS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

北米ではカーシェアリングの普及が進んでいる。カーシェアリングとは“車のシェア”である。配車サービスや1台の車を何人かでシェアするサービス、またはタクシーの乗り合いサービス……カーシェアリングと行っても様々な形態がある。

このようなサービスは便利でも、日本ではまだまだ普及していない。見知らぬ人と何かをシェアし合う、ということが苦手なことが要因なのかもしれないし、自分の車への所有欲が高いのかもしれない。

そんな日本のカーシェアリングを違う視点で考えたのが『akippa(アキッパ)』だ。

未知なる駐車場に停めることができる

『akippa』は、駐車場を事前予約するという斬新なモデルのサービスである。普段は利用できない、月極駐車場や個人所有の駐車場の空いているスペースを借りることができる。いってみれば駐車場の『Airbnb』だ。

akippa01

駐車場のオーナーは稼働率をあげることによって、駐車場収入を増やすことが出来るので貸す側、借りる側のどちらにもメリットがあるといえよう。

使い方もカンタンだ。『akippa』上で目的地の住所などを検索し、空いている駐車場の事前予約と決済を済ますだけ。基本1日単位貸しなので、当日中は出し入れ自由である。事前予約は当日〜10日先まで受け付けしている。

駐車スペースも細かく案内が出ているので、行ったことがない地域でも気軽に利用できるのが魅力的だ。

akippa03

イベント時やビジネス利用も

では誰が利用するのか? たとえばイベントで荷物が多くなる出展者や遠方から来るファンなどが利用できよう。また駐車場のある周辺地域に車で来てアポを取るようなビジネスマンなどの利用が考えられる。

iOSやAndroidに対応しているのでお手軽に検索から予約ができるだろう。

オーナーも若者の車離れなどが叫ばれる昨今、空いてしまったスペースのお小遣い稼ぎができるのでメリットを感じることが多いといえる。

akippa04

ハコを持っていて固定費だけかかり、収入に困っているという方は駐車場に限らず他にもいるだろう。それを「シェア」という概念を用いることによってビジネスチャンスを生み出すキッカケになるかもしれない。

取り巻く環境をよく観察して見極めることができれば、アナタも起業家になれるのではないだろうか。

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定